ツワブキ

花祭窯の十一月の庭。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

花祭窯の十一月の庭。

ツワブキ

11月の庭で目を楽しませてくれたのは、ツワブキとサザンカです。

サザンカ

今年は梅雨の長雨に猛暑で、花にも野菜にも虫がたくさんついたと、ガーデナーのお友だちが教えてくれました。我が家のサザンカも例に違わず、8月下旬から9月にかけてチャドクガ(茶毒蛾)がついてしまいました。お茶の木によくつくことからこの名前がついているそうですが、椿やサザンカの害虫としても有名ですね。

チャドクガの駆除はしたものの、刺された時のことを考えると、ついつい「サザンカは毛虫がつくからなぁ…」と近寄りがたくなってしまうのも正直なところ。でも、季節が移って、こうして華やかな色を見ると、うちの庭にサザンカがあってよかった!と思うのですから、我ながら勝手なものです。

ツワブキの黄色も、サザンカのピンク色も、力を感じる鮮やかさ。日のあたる縁側でぼーっと眺める休日です。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。