キンモクセイ

花祭窯の神無月の庭。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

花祭窯の神無月の庭。

台風の影響で潮枯れした庭を心配していたのは、先月末のこと。

それからひと月と経たないうちに、復活の兆しを見せる植物の皆さんの強さに感動している今日この頃です。

マリーゴールド

↑まずはマリーゴールド。実は中心の茎が台風の強風でポッキリと折れてしまっていたのですが、折れて倒れた先から根付いて、あれよあれよという間に緑の葉っぱが伸び出し、つぼみがたくさんついた!と思ったら、ついに開花いたしました。すごいです。

キンモクセイ

↑こちらはキンモクセイ。これも台風のあとは葉っぱがほとんど落ちてしまい、今年はさすがに無理かな、と思っていたところでした。ところが先週末から香りがふんわりとしてきて、あれ?と思ったら、我が家のキンモクセイでした。現在満開です。

ハナモモ

↑こちらはハナモモ。春に咲くハナモモですが、潮風で葉っぱが枯れたあと、緑色の葉っぱが出てきたと思ったら、花が咲きました。植物に詳しい友人に聞いたところ、ダメージを受けた後に、季節外れの花や実をつけようとするのは、種の保存の本能だそうです。

柘榴

↑ザクロもだいぶ色づいてきました^^

植物の生命力に驚きつつ喜びつつ、です。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。