こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
花祭窯の7月の庭。
梅雨明けが待ち遠しい今日この頃。ここ数日の蒸し暑さや、晴れたときの空と海の青色を見ると、もうそろそろその日が近いと感じます。
みずみずしいグリーンが主役だった6月の次は、華やかな花の季節です。とはいえ花祭窯の小さな庭では、夏のあいだに咲く花は種類が多くはありません。そのぶん、つぼみがつき、ふくらみ、今にも咲くかという「待つ時間」がまた楽しみなのです。
7月に入ってからの主役は、二種類の百合の花です。
先に咲いたのはこちら、オニユリ。このオレンジ色を見ると、一気に元気が出てくるから不思議です。夏の強い日差しが似合う色ですね。
そして、カノコユリ。
いずれも球根から植えて、3年目ぐらいから花がつくようになりました。今年はオニユリが三つ、カノコユリは二つの花が咲きました。
球根が増えたり、種が落ちたり、年を経るにしたがって、花がたくさんつくようになるよ、という庭師さんの言葉を信じて、毎年夏の楽しみになっています。