Homes&Antiques 2023 Aug

英国の雑誌『Homes & Antiques』8月号への、藤吉憲典のインタビュー記事原稿。その1。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

英国の雑誌『Homes & Antiques』8月号への、藤吉憲典のインタビュー記事原稿。その1。

「ロンドンから、5月5日締め切りの仕事が飛び込んでまいりました」と書いたのは、4月もそろそろお仕舞いかという頃のことでした。

その後、最終原稿確認を終わらせ、無事発刊されたようです。

Homes&Antiques 2023 Aug

特集テーマは「HEIRLOOMS OF THE FUTURE」。日本語にすると、「未来の遺産」あるいは「未来の家宝」とでも訳されるところで、常日頃から「数百年後も遺る家宝になるものをつくる!」と言っている藤吉憲典にとっては、まさに我が意を得たりのテーマでした。

記事自体は、かなりの分量があったインタビューを、UKのライターさんが上手に素敵にまとめてくださいました。それでも見開き3ページに及ぶ内容。こんなにスペースを割いていただいたのは、日本国内の雑誌でもあまり無いことでしたので、とてもありがたい機会となりました。

ただ、日本国内でこの記事をご覧いただける機会はまずないと思われることと、元のインタビューのボリュームがかなりたくさんであったこと、そしてなにより、インタビューで尋ねていただいた内容が、作家のキャリアを理解するうえでとても有用なものでしたので、日本語のもと原稿をこちらでご紹介していきたいと思います。

さっそく明日から、一日一問(あるいは2-3問)でインタビューをご紹介予定です。どうぞご期待ください。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。