染付牡丹唐草文酒器 藤吉憲典

藤吉憲典の次の個展は、岡山のギャラリー栂さんです。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

藤吉憲典の次の個展は、岡山のギャラリー栂さんです。

「そろそろ案内状の作成に取り掛かりたいのですが」と、栂さんからご連絡がありました。藤吉憲典の次の個展は、九月に岡山・和気のギャラリー栂さんで開催です。

個展案内状に使う写真用に、作品をいくつか送ります。今回は、栂さんの方で選んでいただけるように少し多めに用意しました。個展を開催してくださるギャラリーオーナーさんが、どのように選び、DMをつくってくださるか。そこには、作家や作品に対する、オーナーさんの期待が込められていると思うので、いつも出来上がってくるのが楽しみです。

現状、国内での藤吉憲典の個展は、ほとんどが「器」の個展です。扱ってくださるギャラリーさんが、器をメインとしたギャラリーさんなので、必然的にそうなっています。今回は、栂さんが「器でもアートでも、藤吉さんにお任せします!」とおっしゃってくださいました。栂さんの空間ならではのイメージで、どちらも存分に楽しんでいただけるような構成になるのではないかと思っています。

栂さんには、お蕎麦屋さんが併設しています。しかも個展初日は中秋の名月9月21日予定。「蕎麦・酒・月見・アート」キーワードを並べるだけで、俄然ワクワクしてきますね。作り手は、これからさらにイメージを膨らませて、個展へのものづくりラストスパートです。どんなものが生まれるか、楽しみです。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。