藤吉憲典 上海展示会 2019。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

藤吉憲典 上海展示会 2019。

文化の日を含んだ三連休、藤吉憲典の上海での展示会に顔を出してきました。今年も、一日だけでしたが、お抹茶を点ててご提供することができました。今回、会場をご提供くださったのは、和食くろぎさん。料理長さんが、お客さまの目の前でわらび餅をつくってくださいました。出来たてのわらび餅にお抹茶のおもてなし。

展覧会会場では、今回も日本人、中国人を問わず、上海で頑張っておられる若手の料理人さんや、「食」に関わるお仕事をなさっている方々、日中の橋渡しとなるような仕事に従事している方々にお会いすることができました。皆さん日本語・中国語を使いこなしておられ、中国語がまったくできないわたしも、助けられつつ、会話に加わることができました。

お話を伺いながら、実際に海外に居を移して仕事をしておられる方々の覚悟と情熱に、目を覚まされる思いがしました。自分たちも、もっともっとできることがあるはず!と。たくさんの方のご協力で開催に至った、2回目の展示会。上海にしっかりと根付いた仕事ができるよう、あらためて取り組みの決意をした上海訪問でした。

藤吉憲典の上海展示会は11月10日(日)までです。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。