カメリアステージ図書館で『usao展』

観てきました:カメリアステージ図書館で『usao展』。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

観てきました:カメリアステージ図書館で『usao展』

つい先日、同じカメリアステージの歴史資料館で企画展『埴輪から見た津屋崎古墳群』を見てきたばかりでした。今回も、図書館に本を借りに来ての「ついで鑑賞」^^

usaoさん、存じませんでした。図書館エリアでの告知展示が可愛らしかったのと、多目的室を使ったスペースの雰囲気がとっても良かったので、引っ張られてじっくり観覧。イラスト+ことばで、漫画というか絵日記というか、を表現手段とする作家さんのようです。「夢はたくさんの人を幸せにすること」とありました。

正直なところを言えば、この手の緩い絵は、あまり好みではありません。が、図書館とのタイアップということで、その意味がしっかりと生きた素晴らしい展示になっていて、思わずしっかり見ました(読みました)。展示を担当した方の、作家さんと作品に対する愛情と敬意、一人でも多くの人に見に来て欲しいという気持ちが伝わってきました。

図書館での展示だからこそ、のひとつが、これ。

カメリアステージ図書館で『usao展』。

展示資料に関連する図書を一緒に紹介するというのは、オーソドックスな手法ではありながら、展示の仕方と本の選び方で印象が大きく変わるものでもあります。一つ一つじっくり読みたくなる展示になっていました。

カメリアステージ図書館での『usao展』は、12月26日(日)まで(※火曜休館)。お近くの方、図書館にお出かけの方は、ぜひ「ついで観覧」してみてくださいね♪

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。