カネノナルキ

観葉植物が育ってきたので。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

観葉植物が育ってきたので。

津屋崎に移住してきた12年前、庭の隅の軒下にポツンとあった鉢植えでした。前に住んでいた人が、育てていたのでしょう。この家に住人の居なかった数年の間も、枯れなかった鉢植え。越してきてその存在に気づいたものの、どんな植物なのかよくわからずに、最初はさほど手をかけていませんでした。にも関わらず、淡々と育ってくれていた多肉植物。

あるとき、ちゃんと植え直してもっと日当たりの良いところに移動したら、もっと元気になるのかもしれないと思いつきました。鉢を少し大きなものに変え、東向きの土間に移動したところ、お日さまに向かってどんどん大きくなってくれました。

カネノナルキ

日の入る窓の方向へどんどん伸びていき、鉢カバーにしている火鉢からもはみ出し、すごいなぁ、嬉しいなぁと毎日愛でては喜び。が、昨日ふとした拍子にそのはみ出した枝にぶつかり、一本折ってしまいました。ああ~!と凹みつつ、折れた枝をあきらめきれずにググったところ、どうやら枝から増やすこともできるらしいことが判明。速攻で近所のホームセンターに「観葉植物用の土」を買いに走りました。

空いていた植木鉢に観葉植物の土を投入し、折れた枝を挿して、水をかけ。土間のなかでも一番窓に近い場所に鉢をおいて、回復祈願。生命力の強さに期待しているところです。

ちなみにわたしが参考にしたのは、観葉植物の販売で定評のあるブルーミングスケープさんが運営なさっている観葉植物図鑑ページ。植物に詳しい方々が集ってアドバイスを提供してくださる掲示板も、とても参考になります。

https://www.bloom-s.co.jp/dictionary/

実は若かりし頃に、サボテンの仲間の「ソテツ」を枯らしてしまった経験のあるわたし。多肉茎の植物は、水をあげ過ぎてもダメなのですよね。どうにか頑張って根付いてくれますように。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。