藤吉憲典 カワセミ小壺

読書『せかいのカワセミ』(KANZEN)小宮輝之監・ポンプラボ編

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書『せかいのカワセミ』(KANZEN)小宮輝之監・ポンプラボ編

いつものカメリアステージ図書館新刊棚で発見。あまりにも美しい表紙に手が伸びました。ちょうどAnimal Boxesシリーズの制作をしているダンナの資料としても最適♪ということで借りて帰ってページをめくり、これは保存版!ということで即購入した1冊です。「図書館で借りる→気に入る→購入する」は、よくあるパターンで、いつも素晴らしい新刊書を紹介してくださる図書館スタッフの皆さんに感謝です^^

花祭窯の創業地である佐賀県・花祭に住んでいたときは、愛犬の散歩コースにある溜池で、よくカワセミを見かけていました。色が美しくて、パっと目につきます。が、すぐに飛び立ってしまって近くに寄ることが難しく、ふつうのデジカメではぜんぜん撮れなかったのを思い出します。本書では、さすがプロですね。素晴らしく美しい写真が、これでもかというほどにてんこ盛りです。

それにしても「カワセミ」の種類が、世界中にこんなにもたくさんいるということに驚きました。そしてそれぞれに美しいこと。英語名は「Kingfisher」で、藤吉憲典のカワセミ陶箱も「Kingfisher」のタイトルで出しているのですが、それが「魚捕りの名手」であることを語源としたものだとは、本書の公式サイトでの解説で知りました。そんな名手の「捕食の瞬間」をとらえた写真もたくさんです。良い資料を手に入れることができました^^

『せかいのカワセミ』(KANZEN)小宮輝之監・ポンプラボ編

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。