こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。
読書『エグゼクティブは美術館に集う』(光村図書)奥村高明 著 その2
以下、備忘。書き留めておきたい内容のボリュームがあったので、その1(はじめに・1章~3章)と、その2(4章~)に分けてレポート。 その後半分。
- 「一瞬でも本物の経験をするとそれまで学んだ知識が全部つながって大きく飛躍する」
- 「対話による意味生成的な美術鑑賞」(帝京科学大学こども学部教授 上野行一氏)
- 美術はそういう「かけがえのない自分」が成立する時間
- 美術作品は「私」を映す鏡
- そのとき、豊かな鑑賞経験があると、ただそこにきれいな絵がかかっているだけでは終わらない。 (帝京科学大学こども学部教授 上野行一氏)
- 「新しい私」が生まれるためには、鑑賞の方法を知ることも必要 (帝京科学大学こども学部教授 上野行一氏)
- 絵の中に入って、五感で鑑賞する(帝京科学大学こども学部教授 上野行一氏)
- 風景を選び取る力、技術や物を組み合わせる力、計画する力などが統合されて一つの絵になっていく。(中略)名品はそれが高度なレベルで統合されている上に、文脈みたいなものまで背負っている
- 「来館者を来館したときと同じ状態で帰しては意味が無い」(テート美術館の学芸員)
- 美術館に行って、「私」の見方や考え方、「私」を取り巻く世界への理解、さらには「私」自身の在り方などに何らかの変化を及ぼすとしたら、美術鑑賞は今以上にぜいたくな時間になる
- 美術館の最終目的は教育
- 見る人が意味や価値をつくりだす
- ものを思索的に見るということが大事で、それを美術鑑賞で育むことができる(帝京科学大学こども学部教授 上野行一氏)
- 思索的にものを見るということは、思索的に世界を見ること(帝京科学大学こども学部教授 上野行一氏)
- そんな風に美術鑑賞をすることで、厚みのある多様な考え方や見方が身に付けられる。しっかりと思索して自分で考えられる有能な自分になれる。
- 美術は文化として生み出された数多い社会的な実践の一つ
『エグゼクティブは美術館に集う』(光村図書)奥村高明 より