こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
読書『エリザベス女王 史上最長・最強のイギリス君主』(中公新書)君塚直隆著
サブタイトルがすごいな、と思いつつ。またまたエリザベス2世。祝・女王在位70年プラチナ・ジュビリー!と意図したわけではありませんが、マイブームは継続中です。先日、見てきたドキュメンタリー映画も、とても興味深かったのでした。
本書は、エリザベス女王(2世)の人生をなぞることで、彼女と英国王室の歩みを振り返るだけでなく、現代史(世界史)をも紐解く手掛かりになる1冊です。映画でも感じたことでしたが、近現代史を知るためのひとつの視点として、とても興味深く、わかりやすいと思いました。
本書を読んで、これまで読んできた本、見た映画の内容が、どんどんつながっていくのを感じました。
例えば、チャーチル
サッチャー
もっと遡って、英国王家の歴史
連合王国としての英国と各国との関係
などなどなど。
映画『エリザベス女王陛下の微笑み』を見ていたので、その映像と、本書の文字情報とが、うまい具合に合致する部分が多々。我ながら良いタイミングで読んだなぁ、と思いました。それにしても、見たり読んだりするたびに、その人物の奥深い魅力にどんどん引き込まれます。すごい方です。