『日常のリアルなひとこと ためぐち英語』(高橋書店)トーマス・K・フィッシャー著

読書『日常のリアルなひとこと ためぐち英語』(高橋書店)トーマス・K・フィッシャー著

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書『日常のリアルなひとこと ためぐち英語』(高橋書店)トーマス・K・フィッシャー著

ここ1-2年は、英語学習の本や参考書を、できるだけ買わないようにしています。なぜなら、すでにたくさん手元にあるから。とはいえ、書評が良かったり信頼できる人からおススメされたりすると、ついつい手が伸びてしまいます。既に持っている本と比べて利点を感じれば購入!ということで、年に2-3冊は増えているでしょうか。

本書は珍しく英会話の先生からの紹介でゲットしたもの。英会話をご近所のブループラネット英会話スクールで習いはじめて、既に8年いや9年でしょうか。カナダ人である先生は、わたしが「こういう英語力をつけたいときに最適な参考書は?」と尋ねれば、もちろん毎回的確な答えを返してくださいますが、積極的に「この本おススメ!」と言われたのは、実は今回が初めてでした。

「トラちゃん(英会話の先生)が特定の本をお薦めするのは珍しいね!」とたずねると、「実際のところ、日本語で書かれた本でおススメできるものってあまり無いんだけど、この本は自分がふだんからネイティブ間でおしゃべりするときによく使う表現がたくさん載っていたから、使えると思って」とのお返事。カナダ人同士の会話で使うのはもちろん、アメリカ人と話す時も、イギリス人と話す時も、その他いろんな国の出身者とおしゃべりするときにもよく使う言い回しが、本書にはたくさん載っていたというのです。

というわけで、迷わず入手。すべてのフレーズが5単語以内です。この言い方聞いたことがある!というものが、わたしがわかる範囲でもいくつもありました。本書内ではフレーズのカギとなる単語が空欄になっていて、読みながら考えさせるようになっています。ページ裏面に載っている各フレーズの解説も、端的でわかりやすくてGOOD。数ページごとに復習ページがあったり、音声アプリも使えたり、あの手この手で学習できるようになっています。隙間時間での学習にもピッタリで、さっそく外出のお伴になっています。

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ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。