こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
郷育カレッジ「宮地嶽神社の杜をあるこう」で、歩きながらたくさん勉強。
福津市民のための生涯学習の仕組み「郷育カレッジ」。福津の「ひと、もの、こと」を題材に、ふるさと、健康福祉、環境、生きがいなど、さまざまな分野の講座を開催しています。
立冬を過ぎて、空気が少し冷たく感じる快晴の一日。気持ちの良い空気のなか「宮地嶽神社の杜をあるこう」で歩いて参りました。日ごろから意識しないとついつい運動不足になる可能性の高い生活なので、郷育カレッジでも「身体動かす系」(←勝手に命名しています)の講座に参加するようにしています。「身体動かす系」講座の多くは人気講座で、この講座も抽選の結果やっと席が取れた講座のひとつ。
講師を務めてくださったのは、NPO法人SOMA代表理事で、生物学者・農学博士・土木課の瀬戸昌宣氏。2023年4月から、福津市の宮地嶽神社に続く宮地山で、自然環境再生プロジェクト「山結び」を開催なさっています。宮地嶽神社を奥の宮の方まで上りながら、専門的でありながらもわたしたちにもわかりやすく、たくさんのことを教えていただきました。ものすごく勉強になりました。山から川、海へとつながる自然の循環のなかで、生きものとしての人間にできること。これまで自然環境の保護についてあちらこちらで聞きかじってきた話が、つながる感覚がありました。
受講者の皆さんが熱心に頷きながら話を聞き、歩きながら講師の先生にたくさんの質問を投げかけていた姿が印象的な、楽しい講座でした。