令和4年度「郷育(ごういく)カレッジ」パンフレット

郷育カレッジで、プログラミングに挑戦。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

郷育カレッジで、プログラミングに挑戦。

福津市民・福津市に通学通勤する方々のための社会教育システム「郷育カレッジ」。先日は「プログラミング」に挑戦してまいりました。

講座タイトルは「子どもたちの『やってみたい』を応援しよう」。講師を務めてくださったのは、福津市を子どもたちの 好奇心や学習意欲に応えられる街にしていきたいという、「次世代教育推進協会」さんです。

そもそもの講座の目的は、市(行政)・学校・ならいごと教室・保護者が協力して、子どもたちの「やりたい」気持ちに応えられる環境づくりをしようという、次世代教育推進協会さんの活動趣旨を市民の皆さんに理解してもらうことでした。

その座学の後に、今どんなならいごとがあるのかを体験してみましょう、ということで、プログラミング教室と、スポーツへの取り組みの意見交換が行われました。そして、面白かったのが、プログラミング。

子ども向けに実際の教室で使っているという教材をご提供いただきました。レゴブロックを用いた自動車を走らせるプログラミング。プログラミング前の「レゴブロックで自動車を組み立てる」段階で、日ごろ怠けている脳みそを使い、ぐったり(笑)。

組み立てた自動車をパソコン画面で操作して走らせました。実際のコマンド(指令)は既に出来上がっており、わたしたちが行ったのは、画面上でさまざまなコマンドをどう選んで組み合わせるか、という作業。ですので、厳密にはプログラミングそのものの体験とは言えないのかもしれませんが。

「自動車を使ったチキンレースゲーム」を通して、自分たちで組み立てた自動車を走らせ、そのスピードと停車の精密さを競いました。そのなかで、自動車の構造と各コマンドの組み合わせにより結果が変わるという体験は、プログラミングがそのまま数学や物理とつながり、車を使う実生活ともつながっていることを実感できるものでありました。

実際のところ、今からプログラミングを学ぼうという気持ちになるかと問われたら、かなり優先順位が下がります。そんななか、ほんのさわりだけでも、このように気軽にやってみることが出来るのは、とてもありがたい機会。「ちょっと、ためしに」を体験する場としても、郷育カレッジはとっても役立つことを再確認いたしました。

福津市民、福津市内に通学通勤の方は、郷育カレッジを受講することが出来ます。ぜひ機会を見つけてくださいね。

令和4年度郷育カレッジ講座一覧 https://www.city.fukutsu.lg.jp/bunka/kyoiku/2/5086.html

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。