郷育カレッジパンフレット

郷育カレッジ講座「LINEを使って必要な情報を手に入れよう」に協力してきました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

郷育カレッジ講座「LINEを使って必要な情報を手に入れよう」に協力してきました。

令和6年度の郷育カレッジ講座も残すところあと二月となりました。郷育カレッジでは、専門分野を持った講師の方々にご協力を頂いておりますが、運営委員が中心となって開催する対話型の講座もいくつかあります。本LINE講座はその一つとして、今年度初めて導入したもの。1月末に開催されました。

郷育のカリキュラムには、専門家の講師による入門者向けのスマートフォンの使い方講座なども長年ありますが、今回新設したLINE講座は、さらに入門者向けのもの。いわば「何がわからないのか、わからない」状態でも参加できるように、という気持ちで設定したものです。講師が一方向的に教えるのではなく、グループになってそれぞれに自分のスマホを操作しながら、わからないところを聞き合い、教え合うという講座です。

なぜ「LINE」なのかというと、福津市がLINEでの情報提供をしていること、市の公式サイトを開いて情報を探すよりも、LINEからのアプローチの方が、覚えたらわかりやすく簡単であることなどが理由としてあります。「市役所が提供する市民のための情報をより簡単に入手できるようになる」というのが一番の目的。特に、災害時の避難情報など、有事のときに情報にアクセスするツールのひとつとして、活用して欲しいとの思いがあります。

当日は10名ほどの参加者に、グループワークのサポート役となる運営委員が6名。3~4名づつのグループで取り組みました。参加者の多くは60代、70代以上の方。使い慣れているかどうか、個人差の大きいなかで、グループごとに進捗状況に合わせながらお互いに教え合うやり方は、とても良い方法だったと思います。わからないことをわからないと言いやすい環境が大事ですね。わたしも、知らなかった「ちょっとした活用技」をいくつも知ることが出来たので、助かりました^^

「LINEを使って必要な情報を手に入れよう」。タイトルはもしかしたら少し変わるかもしれませんが、このようにグループで相互にスマホの使い方を教え合う形態での講座は、来年度以降も継続予定です。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。