野兎とレンゲ草陶箱 藤吉憲典

野兎とレンゲ草。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

野兎とレンゲ草。

環境が創作活動に与える影響には、目に見えやすいもの、目に見えにくいもの、いろいろあるのですが、こうして作品のモチーフになるとわかりやすいですね。どのような景色がつくり手の目に映ったのか、イメージが浮かびます。

創業地である佐賀の花祭は、「里山」と呼ぶのがピッタリの場所です。目にするウサギと言えば、その辺を走る野で、田んぼや畑や空き地には、春になるとレンゲ草がたくさん。

野兎とレンゲ草陶箱 藤吉憲典
野兎と白詰草陶箱 藤吉憲典

陶芸家・藤吉憲典の仕事は、自分が愛する美しい風景を形に遺すことができる仕事です(^^)

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。