藤吉憲典シマウマレリーフ

降りてきた!?

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

降りてきた!?

ものづくりをする人=ダンナ・藤吉憲典がときどき言うことばです。現在、11月からの上海個展と、12月のロンドン個展に向けて「創造脳」フル回転中のダンナ。

あきらかに手が動いているときは「仕事をしている」感じがありますが、仕事中なのだか休憩中なのだかわからないような状態も多々。でも、この(傍から見ると)ぼんやりした時間も必要な時間なのだと、20年以上一緒に仕事をしてきて、慣れてきました。

そんな「ぼんやりした時間」がスパッと切り替わるのが、「降りてきた」とき。手の動き方、集中の仕方がまったく変わるので、「降りてきたんだなぁ」と思っていると、案の定「降りてきたから」と。

写真は今朝「降りてきた」後に、グンと制作が進んだシマウマのレリーフ。 何ものかが降りてきて、いろいろなことがしっくりくると、どんどん進むようです。出来上がりが楽しみです。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。