福岡県立美術館

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

福岡県立美術館。

先日、学芸員の研修でお世話になった福岡県立美術館。気がつけば何年振り?の久しぶりの訪問でした。

特別展が開催されることの多い3階展示室と、館収蔵品のコレクション展などが開催されることの多い4階展示室。今回は4階展示室でスタートした『コレクション展3 特集:おしゃべりな絵画と寡黙な絵画』を観てきました。

今回の展覧会を担当した福岡県立美術館学芸員さんによるギャラリートークに参加。わたしはふだん展覧会を見る際、できるだけ言語情報を入れたくないので、めったにギャラリートークに参加しません。が、久しぶりの「解説を聞きながらの鑑賞」は、学芸員さんの熱意が伝わってくる、あたたかい時間となりました。

近年はどの館でも特別展には「イヤホンガイド」が用意されていることが多いですが、せっかく解説を聞くのならば、有名人によるアナウンス的解説音声よりも、実際に関わった学芸員さんの生の声で聞いた方が、伝わってくる熱量が違うよね、と感じました。

福岡県立美術館でお薦めしたいのは4階にある『美術図書室』。3万冊以上の美術図書を自由に閲覧できるということですが、個人的には、近所の図書館や書店では見つけにくいアート系の月刊誌・季刊誌などが並んでいるのが嬉しいです。また、これも書店ではなかなか見つけることのできない全国の展覧会図録を探すことができるというのも嬉しいですね。