本棚@花祭窯

2019年上半期読書ベスト5。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

2019年上半期読書ベスト5。

写真は我が家の本棚のひとつで、残念ながら今回のベスト5に入ったものはありませんが。2019年ももうすぐ折り返し…。ということで、ちょっぴり早いですが、ふじゆり的読書の振り返り。


第5位『芸術の都 ロンドン大図鑑 英国文化遺産と建築・インテリア・デザイン』(西村書店)

大型本。写真がたっぷり、文章もしっかり。見て、読んで楽しい本でした。この手の本はシリーズで揃えたくなりますね。

第4位『こども 論語と算盤』(祥伝社)

「『論語と算盤』を読む!」という長年の課題を、さらりと解決してくれた本。紹介してくれた友人に感謝の一冊です(^^)

第3位『前世への冒険―ルネサンスの天才彫刻家を追って』(知恵の森文庫) 森下典子 著

『日日是好日』で知った森下典子さん。『日日是好日』ももちろん面白かったのですが、どちらかと問われたら、わたし的には断然こちらの本がおススメです。冒険小説的ノンフィクション。

第2位『エグゼクティブは美術館に集う』(光村図書)奥村高明 著

タイトル買いで大成功。「存在を知らなかったけれど、見つけることができた!」本です。銀座蔦屋書店の品揃えに思わず感謝。本屋さん散策の愉しみは、こういうところにありますね。

第1位『ユダヤ人と近代美術』(光文社新書)圀府寺 司 著

「今、こういう内容の本が必要!」なタイミングで目の前に現れてくれた本。世間的にはベストセラーではなくても、わたしにとってはベストに近い内容。ジャンルを問わず、そんな本との出会いに助けられているような気がします。


実はこの上半期、「読みたい!」と思いながら手を付けることができないでいる本が何冊もありました。本との出会いはタイミング。せっかく出会っても読む時間を確保できなければ、真の意味での出会いにはならず。下半期には読むタイミングがやってくると嬉しいな、と思いつつ。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。