たまには電話。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

たまには電話。

「仕事の用件や連絡で電話をかける」ということがめっきり少なくなってきた今日この頃。仕事で毎月定期的にメール連絡を取り合っている元同僚と、久しぶりに電話でおしゃべり(ミーティング)する機会がありました。仕事の上での確認事項があり、メールよりも電話で話しながら進めた方が効率的よね♪ということで。

お互いに都合の良い時間をあらかじめメールで打ち合わせたうえでの、電話ミーティング。毎月メールでやり取りをしているので、ずっと会っていない感じはしていなかったものの、「声を出してのコミュニケーション」は5年以上ぶりと判明しました。「そうそう、彼女はこういう落ち着いたしゃべり方だった!」と、今更ながら思い出し。

いざしゃべりはじめると、リアルタイムでのやり取りならではの「あ、ついでにここも確認しておきたい!」がいくつも出てきては瞬時に解決するなど、「電話だからこそ」の良さが感じられる機会となりました。声を出して言葉にすることで、動き出す頭の働きもあるのだなぁ、と実感。特にお互いの言葉のやり取りの中で「記憶を喚起する」効果があると思いました。

Zoomなどを使った会議システムで、画面上で顔を合わせてのやり取りをする機会が増えた2020年ではありましたが、電話はそこに「視覚」が伴わないので、聞いている話の内容に集中することができるとも感じました。画面を前にしていると、意識しなくても視野に入ってくるものが気になるものなのでしょうね。

メールだけでなく、たまには電話で話した方が、もっと良くなる仕事があると確信する出来事となりました。遠慮がちに「電話してもいいですか?」と打診してくれた彼女に心より感謝。電話でのコミュニケーションを、公私ともにもっと上手に取り入れていきたいな、と思いました。