芝桜が育ってくれたことが、あまりにも嬉しいので。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

芝桜が育ってくれたことが、あまりにも嬉しいので。

花祭窯の駐車場前の空きスペースを花壇に見立てて、草花を植え始めたのは、移転して来て数年経ったころからだったと思います。真っ先に植えたのが芝桜でした。近所のDIYショップで小さなポット苗をいくつか買ってくるのに、何を植えようかという迷いは無く。

頭のなかには、明確なイメージがありました。佐賀・花祭にいたころに足を運んでいた公園に、春になると一面芝桜で埋まる斜面があり、優しい色合いの雰囲気がとてもよかったのです。そのように芝桜で埋め尽くされるエリアを、狭いながらも作りたいなと。

伸びてきて、広がってきては、駐車場の草刈りの際に間違って刈り取られ…という失敗を繰り返しながら、それでも根を張って強く増殖してくれています。

芝桜

淡い紫色の花と、白とピンクが混ざった花の2種類。実は苗を植えた時点では白い花のものもあったのですが、いつの間にか駆逐されてしまいました。

芝桜

間を空けて植えた、この隙間が芝桜で埋まってしまうのが理想のイメージです。あと何年で実現するでしょうか。とっても楽しみです。

そういえば昨日のブログで、「イメージが具現化するということ。」のタイトルで書いていました。イメージの種類がやや異なるものの、この芝桜もまさに「こんな景色を作りたい」というビジュアルイメージが具体的にあって、そこを目指して苗を植えたのでした。そう考えると、芸術家に限らず誰でもが、ふだんの生活のなかで、こういうことを繰り返しているのかもしれませんね。