こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
至福のお散歩時間。
夏が暑かったので、すっかり散歩に出そびれておりました。そろそろ気候が程好くなって参りましたので、ぼちぼち再開です。コロナ禍を機会にスタートしたお散歩(ウォーキング)習慣。コロナ禍以前にまで戻ったとは言えないまでも、ずいぶん行動半径が広がり、出かける頻度も増えてきた今日この頃ですが、お散歩の楽しみは運動不足解消に留まるものではないと実体感した今となっては、毎日とは行かずとも続けていきたい習慣です。
ある日の午後の津屋崎浜沖。上の写真を拡大してご覧になると、中央あたりに船の影が見えると思います。浅瀬が遠くまで続く湾内に大きめの船の姿が現れるのは、年に1-2回のこと。近所の水産高校の実習用遠洋漁業船です。
船の写真からもう少し時間が経つと、海の色と空の色がこのように変わってきます。ぐるりとつながる浜の向こう側にはカフェが立ち並び、明かりがつき始めています。
そして、反対側を見ると、こんな感じ。夕日は大峰山の向こうに沈みつつあります。先日読んだ『DEEP LOOKING』では、古今東西名作と呼ばれる作品を生み出すアーティストが、意識的無意識的にかかわらず、いかに自然観察をしているかが説かれていました。なんてことのない散歩も、観察眼を鍛える機会になっているのかもしれません。