お庭掃除。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

お庭掃除。

九月は二つの台風がありました。その都度窓ガラスの養生をしたり、作品を保護したり、なんだかバタバタといたしました。台風のあとは庭の草木が潮で枯れてしまったり、隙間風で砂がたくさん家の中に入ってきていたりしたので、お掃除に気持ちばかりが追われます。それでも大きな被害なく建物も無事でしたので、守られているありがたさをつくづく感じます。

屋内は掃除機をかけたり雑巾がけしたりして砂をはらい、とりあえずお客さまを迎えられるように。庭に出ると、枯れた葉っぱが目につきます。まずは落ち葉を取り除き、立ち枯れてしまった草をはらい、と、文字で書くとあっという間なのですが、けっこうな仕事量で、いったん休止。でも枯れた部分を取り除いていくと、その下から緑の葉っぱが出てきているのがいくつもあり、嬉しくなりました。

パッと見たところ全体に茶色っぽいトーンになってしまっていた庭に、緑色がでてくると、それだけでも気分的に華やぎます。そのうえ、ツユクサやヤブランなど、紫色の花がきれいに咲きはじめ、色を添えてくれています。枯草の下で凌いでいたその生命力に感動しつつ、残りの庭仕事もこの週末あたり、せねばなりません。

写真は今年の花祭窯の小さな露地の注目株、ザクロ。台風で折れた枝もあり、いくつかの実は落ちてしまいましたが、まだいくつかが元気に育っています。ひとつでも口に入る状態にまで育つと良いな、と期待しています。