特別展「古代メキシコ マヤ、アステカ、テオティワカン」@九州国立博物館 を観て参りました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

特別展「古代メキシコ マヤ、アステカ、テオティワカン」@九州国立博物館 を観て参りました。

日曜日は朝一番で九州国立博物館へ。花祭窯から九州国立博物館へは、車の混み具合にもよりますが、だいたい1時間半程度です。と思って8時に出発したところ(九博のオープンは9時半なので)、長いこと工事が続いて片側一車線をいくつも抱えていた道路がいつの間にかほぼ全線開通しており、1時間で到着。思いがけず早く到着できたので、開館前の30分は、便利な「アクセストンネル(虹のトンネル)」でつながっている太宰府天満宮へお参りに行くことが出来ました。ラッキー♪

さて九州国立博物館。今年三回目の訪問は、年初の美術展チェックから楽しみにしていた、古代メキシコ展です。

6月に手元に届いた季刊誌『TRANSIT』の特集がメキシコだったのも後押しして、否応なく期待が高まっておりましたが、

その期待に応えてくれる、大満足の展示内容でした!

まずなによりひとつひとつの展示作品が素晴らしく、ピラミッドの写真をドーンと据えた壁面も効果的で、適度な展示間隔と背面までぐるりと見える展示が随所にあり、年表や地図などの資料も充実していました。

何が一番良かったか!?選べません。あれもこれもと、もし家に持って帰って良いと言われたれら、欲しいものがたくさんありすぎました。「今日の一番」を選ぼうと会場を2周しましたが、どれもこれも、素晴らしい。土偶の数々が、土偶と呼ぶにはその装飾の凝りようがすごすぎました。赤の女王の部屋も良かった。3周目に入ろうかと思いましたが、さすがに10時を回るとお客様の数が増えてきましたので、断念。大満足の展覧会でした。

全作品が撮影OK(ただしフラッシュ禁止・動画禁止)というのも、良かったと思います。自分の好きなものを写真で持って帰ることが出来るというのは、とても嬉しいこと。わたしは、特に子どもたちが自分の気に入ったものと一緒に写真を撮ってくれたらいいな、といつも思うのです。ずっとあとから写真を見返したときに、その時の自分の好きだったものを辿ることが出来るので。日本国内の美術館博物館も、だんだんと撮影OKを推進するようになってきたので、良かったなぁと思います。もちろん保護保存の観点から、撮影禁止をするべきところはするべきですが。

九州国立博物館の特別展は、年内はこれがラストです。会期は12月10日まで。大満足の休日でした。

特別展「古代メキシコ マヤ、アステカ、テオティワカン」@九州国立博物館