こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
地域行事―四年ぶりに「新町みかん狩り」復活♪
今年は山笠はじめ地域行事が次々と復活して、嬉しい一年です。この「みかん狩り」も、復活を心待ちにしていた大好きな行事のひとつ。参加者募集の回覧板が回ってきた時は、嬉しくて大騒ぎしました。高校生の息子は祝日にも関わらず学校があるので、夫婦二人で参加することに。「新町」は花祭窯のあるエリアの通称です。
「子ども会」でもなく「老人会」でもなく、老いも若きも「皆で大型バスに乗って出かける」という非日常な感じが、とっても面白いのです。我が家同様「前回までは子ども連れで来ていたけれど」という人も増えていました。4年も経つと、小中学生だった子どもたちも高校生大学生になり、という感じで。子どものため、家族連れのためのの行事と限ったものではなく、年齢性別問わず、あたりまえに一人で気軽に参加できるのが、新町のミカン狩りのよいところ。もちろんご家族連れもたくさん。年代の異なるご近所さんに会える、嬉しい機会です。
貸し切りの大型バスに乗り込んで出かけるみかん狩り。目的地のミカン園まで乗車時間15分ほどの距離ですが、ピクニック気分になります。バスのなかでは「久しぶりー」「元気やった?」の声が飛び交い、とっても楽しい気に満ちていました。誰かが必ず顔見知りで、出発時間になり「まだ○○さんが来ていません!」など、出欠確認をしなくても隣人への注意が払われているのは、まさにご近所パワー。
ミカン園に到着すると、めいめいにハサミと収穫したみかんを入れる袋が渡されます。この収穫袋、毎年どんどん小さくなっている!というのが目下我々の懸念事項。つまりミカン園はどんどん人気が出ているのですね。今年もやはり、少し小さくなっていました。甘そうなミカンを探してミカンの木の間をうろうろと歩き回り、30分もすればみかん袋はいっぱいになります。ミカンをさんざん採ったあとは、皆でお弁当タイム。東筑軒のかしわめし弁当も毎回恒例の楽しみのひとつです。
11月らしからぬ暖かいお天気のなか、たくさんおしゃべりして、たくさん収穫して、楽しいみかん狩りでした。家に帰りついてからは、今回参加できなかったご近所さんにちょっぴりお裾分け。来年も無事開催できますように♪