完熟カボスで作った簡単ポン酢がとっても美味しくて嬉しかった。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

完熟カボスで作った簡単ポン酢がとっても美味しくて嬉しかった。

花祭窯の創業地、佐賀・花祭を果樹園にしようと、ここ数年妄想しています。住んでいた頃から、庭に植えるのは「実の生る木」ばかりでしたが、足しげく通うことが出来ないと、収穫機を逃してしまうことが少なからず。例年たくさん実をつけてくれて、夏頃に収穫しているカボスを、昨12月にようやく収穫したのでした。

そんなわけで、いつもはグリーンのカボスを収穫していますが、今回は完熟した黄色のカボスがたくさん手に入りました。写真を比べてみると、色の違いが歴然です。

カボス
完熟カボス

さてどう使おうかな、とぼんやり考えていたところに、料理上手なお友だちがSNSで「レモンで手作りポン酢」のレシピを公開していたのを発見。カボスでやってみよう!となったのでした。

レシピでは「醤油と味醂とレモンと昆布」のところを、「薄口醬油とカボスと昆布と鰹節」にアレンジ。薄口醤油は、使う機会があるかと購入してそのままになっていたものが、たまたま未開封であったので、その消費を兼ねて使うことに。「薄口醤油:カボス=1:1」に昆布と鰹節を適当量投入。「そのまますぐ食べても美味しいけれど、一週間くらいすると熟成してより美味しい」という友人の言葉通り、日が経つにつれてまろやかな酸味のポン酢が出来上がりました。鍋シーズンに最適です。

使ったのが薄口醤油でしたので、ふだん使っている市販のポン酢よりも少々塩気が強くなりましたが、そこは使う時に分量を注意すればOKです。味醂を入れたら少し緩和されるかもしれませんね。「自分で味を好みに調整できるのが一番の魅力」と友人が書いていた通りで、いろいろと試せそうです。こんなに簡単に美味しいポン酢が出来ることに感激。これからは毎年カボスポン酢を作ろう!と、心に決めた単純なわたしです。

この2024年からは、佐賀・花祭の果樹園化計画を、もっと進めていきたいと思っています。梅の収穫には毎年足を運んでいますが、その他にも、栗やかんきつ類などを季節季節に収穫していきたいな、と。特に栗は、毎年立派な実がたくさんついてくれているのに、タイミングを逃して収穫できずにいます。落ちた栗は、野生の動物たち…イノシシやアナグマやタヌキが食べてくれているようなので、無駄にはなっていないのですが。並行して、新しい果樹も植えて増やしていきたい。木を増やすのはなんだか無条件に嬉しくて、ここ2年ほどは年に3~4本を植樹していますが、そろそろちゃんと計画を立てて取り組んで行くことにいたしましょう。と、ここに宣言^^