こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
できることを少しづつ:花祭窯は福津市カメリアステージ図書館の雑誌スポンサーになりました。
「雑誌スポンサー制度」を導入している図書館は多いと思います。雑誌スポンサーとなった会社や個人が、寄贈(購入代金を負担)した雑誌や新聞の最新号のカバーに広告を表示することができる、というのがよくあるパターン。1年ごとの契約が多いようです。図書資料を充実させたいけれども、図書購入予算は年々減少傾向にある、というのが全国的な公立図書館の課題となって久しいなか、編み出された方法の一つでしょう。
新聞や雑誌を図書館で閲覧したいという要望は高く、雑誌のタイトルが一つでも増えることは、図書館にとっても利用者にとっても魅力的なことだと思います。わたしは今「福津市立図書館協議会委員」の末席におり、図書館運営の実際を数値データで拝見する機会があるのですが、そのなかで、わたしがいつもお世話になっているカメリアステージ図書館では、雑誌スポンサー制度をやろうとしているものの、まだ1社(者)も契約が出来ていないということを知ったのでした。
図書館常連(自称)のわたしが、制度を導入していること自体知りませんでしたので、それは告知不足に他ならないでしょう!ということで、まずは最初の1件目に名乗りを上げることに。タイトル選定の方法や基準をどうするか、図書館内での決裁ルート・手順はどうなっているか、まずは1軒目をモデルとしてその道筋を付ければ、広く告知をしてスポンサー募集をかけることが出来ます。
寄贈額としては、スポンサーとなる雑誌の年間購読料ですから、負担が大きすぎるものではありません。それに対して、雑誌カバーに会社名や事業内容のコピーを入れることで、地域の方々に知ってもらえる機会となります。ただ、わたしたちとしては、花祭窯の名前を知って欲しいというよりも、「こういう分野に興味を持ってくれる人が一人でも増えたら嬉しい」という、ちょっとした布教活動的な要素に、雑誌スポンサーのやりがいを見出しています。というわけで、スポンサーとなる雑誌のジャンルは、アート・デザイン・建築に関連するクリエイティブ系のものを選びました。
これまで花祭窯では、寄付や寄贈という形での貢献は、単発では行ったことはあるものの、継続的な取り組みをしたことはありませんでした。いつも使っている図書館の「雑誌スポンサー」になることは、とても身近で継続しやすく、わたしたちらしい方法だと思います。何か取り組みたいけど、思いつかない!という皆さまには、ぜひ地元の図書館に走っていただき、雑誌スポンサーの募集があれば手を上げてみることをお勧めいたします^^