歌舞伎レリーフ 藤吉憲典

2025年映画4本目は『国宝』-話題作をやっとこさ観てまいりました♪

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

2025年映画4本目は『国宝』-話題作をやっとこさ観てまいりました♪

六月は博多座大歌舞伎のチケットをとっていましたので、映画『国宝』をどのタイミングで観るかな、と考えておりました。6月初旬の公開から、あちらこちらで評判を聞くにつけ、これはロングランするな、と思いましたので、博多座大歌舞伎の後にすることに。

映画の日。お客さん多いかもな、と思っていましたが、ほんとうに多くて驚きました。満席ではなかったものの、わたしがここの映画館で観るようになってから、こんなに席が埋まっていたのは初めてかもしれません。観客が多い=映画館の存続につながりますので、とても嬉しいことです♪

さて国宝。なんといっても舞台のシーンが見応えありました。これはたしかに「映画館で観るべき」ですね。博多座の舞台演出を思い出しながら、映画で舞台裏をちょっぴり垣間見ることができたような気がして、わたしにとってはこれ以上ないグッドタイミングでした。映画のなかで出てきた歌舞伎の演目に興味が沸いたのも、良かったです。この映画をきっかけに歌舞伎ファンが増えるかもしれませんね。

実は当初「約3時間」の長さが気になって「どうしようかな」と思っていたのですが、これも先に観ていた皆さんがおっしゃったように、まったく長さを感じさせませんでした。映画館に観に行ってよかったです。ここ数年「長い」を理由に観に行かなかったものがいくつもありましたので、反省の機会になりました。興味の沸いた作品は、上映時間にかかわらず観に行った方がいいですね。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。