花祭窯の三月・弥生(やよい)の庭-待ちかねたジンチョウゲが開花。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

花祭窯の三月・弥生(やよい)の庭-待ちかねたジンチョウゲが開花。

何カ月も前からツボミを見つけて、待ちかねていたジンチョウゲがついに咲きました。ご近所のあちらこちらからも香りがしてきますので、わたしが早とちりをしていただけで、今がまさにシーズンなのですね。ちなみに昨年は、3月13日に「ジンチョウゲが開きはじめました♪」と、アップしておりました。

ジンチョウゲ

花祭窯の露地は今、沈丁花オンリーなので、この先はご近所散歩で撮ったお花を。

近所の花

全体的に「黄色」が席巻し始めています。

近所の八朔

毎年気になるご近所の収穫されない柑橘類。

近所のスイセン

我が家のスイセンは今年は花が少なかったですが、ご近所ではたくさん咲いていて、スイセンもまたよい香りを漂わせてくれています^^

毎年恒例、三月の津屋崎千軒は、お雛様をあちらこちらでご覧いただけます♪

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

毎年恒例、三月の津屋崎千軒は、お雛様をあちらこちらでご覧いただけます♪

三月三日は過ぎましたが、ここ津屋崎千軒のお雛様は、3月1日~3月20日、あるいは3月30日までと、約ひと月の間楽しむことができます。ご近所観光案内所の「津屋崎千軒なごみ」が、お雛様情報をまとめてくれていました^^

津屋崎千軒のおひなさま2026

わたしもさっそく「藍の家」のお雛様を観に行ってまいりました。なんといっても我が家から徒歩3分ほどの場所にありますので、毎年の楽しみ。ありがたいことです。

藍の家のお雛様

光の加減をうまく調節できず、幻想的(ものは言いようですね)な写真になってしまいました^^;

藍の家のお雛様

細かく丁寧な仕事にほれぼれします。

藍の家のお雛様

お人形さんもお道具の数々も、何回見てもワクワク。

写真はほんの一部です。近々、福津・津屋崎方面お越しの方は、ぜひお雛さま見てみてくださいね♪

津屋崎千軒のおひなさま2026

2026年3本目の映画は、マーゴット・ロビーが美しい『嵐が丘』。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

2026年3本目の映画は、マーゴット・ロビーが美しい『嵐が丘』。

ここ2年ほど、観たい!洋画がなかなか最寄りの映画館で上映されずに、うーん…という感じでしたが、2026年はスタートからいい感じです。『ダウントン・アビー』『モディリアーニ!』に続く3本目は、原作エミリー・ブロンテの『嵐が丘』。主演マーゴット・ロビー、原作は名作古典という、素晴らしい組み合わせです。2年前の『バービー』でも、マーゴット・ロビーの美しさにほれぼれしていましたので、これは観るしかない!ということで、楽しみにしていました。

「読んでいなかった名作を」シリーズ読書で、わたしが『嵐が丘』の上下巻を読んだのは2020年。6年前です。実は、主人公キャサリンとヒースクリフが出会う少女時代・少年時代のころの描写と、「愛憎劇」であった!という印象は記憶に残っていたものの、『嵐が丘』のストーリーをほぼ覚えていませんでした(汗)。まあでも、映画見るうちに思い出すんじゃないかしら、と思いつつ、ストーリーの復習はしないまま映画館へ。そして、観終わった後の感想は、こんなお話だったかしら???でした(笑)。

長いお話ですから、簡潔に要点をまとめて脚色すると、このような脚本に仕上がるのかもしれません。映画の予告チラシをあらためて眺めると、「Introduction」の部分に「誰も観たことの無い『嵐が丘』が、この2月、いよいよ幕を開ける!」とありました。誰も観たことの無い、というところで、ちゃんと予防線が張られていますね。映画紹介サイトあたりでも「新解釈」という言葉が飛び交っています。新解釈なのねと思いつつ、個人的には、原作のどこがどうなってこうなったのか確認したいという思いもあり、あらためて本を図書館で借りることに。これから再読して確認します(笑)。

と、このように書いてきましたが、映画自体は映画館で観て良かったです。映像の美しさ、マーゴット・ロビーの美しさは期待通り、そしてヒースクリフを演じたジェイコブ・エロルディの暗い目と声がなんとも魅力的でした。ジェイコブ・エロルディさん、わたしはお名前を初めて聞きましたが(というか、見たり聞いたりしてもすぐ忘れてしまうのですが)、オーストラリアの俳優さんなのですね。『007』の新ジェームズ・ボンド役のオファーがあったというニュースもあり、これからが楽しみな俳優さんなのかもしれません。

このあとは4月に『ハムネット』、5月に『プラダを着た悪魔2』の公開を楽しみにしているところです。最寄りの映画館で上映するかな、上映しますように!と期待しつつ^^

読書『異文化理解力』(英治出版)エリン・メイイヤー著/田岡恵監訳・樋口武志訳

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書『異文化理解力』(英治出版)エリン・メイイヤー著/田岡恵監訳・樋口武志訳

先日参加した「福岡市の海外展開支援プログラム」で、「グローバルコミュニケーション講座」を担当してくださった講師のSPRINK株式会社の元美和氏がおススメしていた本です。原題は「THE CULTURE MAP」。タイトルになっている「カルチャー・マップ」で、国による文化の傾向(違い)を地図化(というか図表化)した説明が、単純化されたビジュアルでわかりやすく示されています。

出版元公式サイトにある本書の紹介文「本当に大切なのは、英語力よりも、「異文化理解力」だった!」が、本書の内容を端的に表しています。著者はビジネススクールの客員教授で、ビジネス場面視点での本です。監訳者の方も、ビジネススクールであるグロービスの方。すなわち、ガッツリビジネスマン向けであり、なかでもマネジメントにおける事例が盛りだくさんになっています。ですので、本文内に登場する事例の解説は、そのような立場ではない人にとっては、少々わかりにくく、過剰に思えるかもしれません。

本書内でも仮定されている疑問のひとつに、「国や文化の違いはもちろんあるだろうけれど、それだけではなく、個人の傾向もあるのでは?」というものがあります。著者はそのような意見が出るのを当然と受け入れながらも、しっかり論破していて、なるほどそれだけの事例を体験してきた方なのだとわかります。ただわたし個人としては、本書で述べられている内容すべてを額面通りに受け取らなくても良いかも…という気もしました。

とはいえ、カルチャー・マップはなかなか興味深く、役に立ちそうです。「こういう傾向があるのね」ということを知っていることで、戸惑う場面を減らすことができるだろうことは確か。ビジネスにおける「説得」「対立」「交渉」という概念が少々古いような気がしたので、あらためて確認したところ、日本国内で2015年の発刊でした。「本当に大切なのは、英語力よりも「異文化理解力」」というのは普遍的な真理だと思いますが、ビジネスにおける人間関係の在り方は、この10年で大きく変わっているような気がするので、著者の最新版の知見を聞いてみたいな、と思いました。

『異文化理解力』(英治出版)エリン・メイイヤー著/田岡恵監訳・樋口武志訳

アーカイブ参加「2026九州産業大学国際シンポジウム」備忘録。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

アーカイブ参加「2026九州産業大学国際シンポジウム」備忘録。

毎年度末のお楽しみ、学芸員研修でお世話になっている九州産業大学の緒方先生が音頭を取って開催する国際シンポジウム。今年は「2026年九州産業大学国際シンポジウム」という名称で、日本と英国を結んで1月24日にオンライン開催されました。実は当日リアルタイムでのZoom参加を張り切って申し込んでいましたが、急用で断念。後日のアーカイブ配信で、参加することができました。

以下、備忘キーワード。


  • 博物館施設は、もの(作品・資料)を中心に「人」「こと」「時」をつなぐ
  • 日本国内には5766の博物館施設があるが、国民一人当たり2.1回の訪問(令和6年度文化庁調査)
  • 日本では若者の50%以上が美術館に関心がない(2025年度国立アートリサーチセンター調査)
  • 『ART CURE』デイジー・ファンコート氏
  • 芸術は食事・睡眠・運動・自然に並ぶ第5の健康の柱
  • Creative Health City
  • The Arts & Health Landscape、Arts & Health Cordinator
  • 社会的処方
  • 芸術体験格差と健康格差
  • 芸術への公平なアクセス権の確保

2026年九州産業大学国際シンポジウムより


わたしがこのシンポジウムに参加するようになった時からずっと、英国からはロンドンにあるダリッジ・ピクチャー・ギャラリーのキュレーターであるジェーン・フィンドレーさんが登壇なさっています。そこでの最先端の取り組みをお聞きするたびに、英国と日本での社会課題の共通点と、博物館美術館が地域でできることを、あらためて意識させられます。「公共」がやること、できることと、民間ができること。民間のなかでも、わたしのような一個人にもできること。

ダリッジ・ピクチャー・ギャラリー訪問を考えながら、なかなか実現していません。上の写真は昨年末、ロンドン出張時に中心部から少し足を延ばした時のもの。工芸に対するロンドン市の取り組みを視察したのでしたが、芸術・文化体験格差の問題が感じられる視察となったのでした。次回ロンドン出張時には(次回こそは!)ダリッジ訪問に時間を確保したいものです。