津屋崎浜 魚

サメ!?では無かった。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

サメ!?では無かった。

ある日の海コース散歩でのこと。波打ち際に近い所を機嫌良く歩いていたら、前方に「ヒレ」らしき影。即座に頭をよぎったのは、この夏、近海でなんども騒がれた「シュモクザメの群れが出現」のニュースでした。

ここから先は、写真をクリックして大きくすると、わかりやすいと思います(笑)

それにしても、手を伸ばせば届きそうな浅瀬です。ヒレが小さいこともあって「サメの赤ちゃん!?」と、しばらくは「サメ」から離れられなかったのですが、近づいてみると、背びれと思い込んでいたものは、尾っぽの上半分が海面の上に出ていたもの。スズキらしき魚であることがわかりました。

それにしても、この浅瀬にスズキ。サイズは30cmを超えていそうです。津屋崎浜には、ときどきいろいろな魚が打ち上がっているのですが、「今まさに、打ち上がってしまうかもしれない状態」に出会ったのは初めてです。とりあえず、海岸線沿い、波と平行に泳ぐスズキに伴走(走っていませんが)しつつ、スマホで撮りました。

海の深さは足首まであるかどうかというほど。必死に泳ぐ動きから、だいぶ弱ってきている感じもします。ちょっと海に入れば捕獲できたかもしれませんが、向きを90℃変えたら海に戻れるのになぁ、と思いつつ、見守りました。

何メートル一緒に歩いたでしょうか。河口と交わる場所に近づいてきました。ここは少し深くなっています。ここまで来たら、海に戻れるかもよ!と思っていましたら、じわじわと角度を変えて波に対して垂直に。この格好になったらもう大丈夫です。沖に向かって泳いでいく姿を安心して見送りました。

というわけで、ウォーキングどころではないお散歩となりましたが、なんだかとても満ち足りた気持ちになった夕方でした。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯(はなまつりがま)の内儀(おかみ)であり、Meet Me at Artを主宰するアートエデュケーターでもある、ふじゆり のブログです。