干支寅 藤吉憲典

干支の寅。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

干支の寅。

お正月も明けて1か月が過ぎようとしているときに、この話題。ですが、3年前の亥年にも、同じようなブログが上がっていました。いわく、春節に間に合えばOKということで。恒例の干支の置きものと言いながら、いつもお正月に間に合うかどうかドキドキしています。今年は元旦の早朝に、寅の入った窯が上がりました。2月1日の春節(旧正月)には十分間に合っていますので、良しとしましょう。

干支寅 藤吉憲典
干支の寅 藤吉憲典

さて寅。上の写真を見て「あ!」と思ってくださった方、いらっしゃると思います。絵本『ちびくろサンボ』の一幕にインスパイアされたもの。最初に「ほら」とダンナ・藤吉憲典から見せられたとき、トラがぐるぐると回りながら、溶けてバターになってしまい、そのバターで作ったホットケーキがとても美味しそうだった、という記憶が即座によみがえりました。そんな、干支の寅。

毎回、その年の初めに作るだけで追加制作をしないので、在庫が無くなったらお終いの干支の置物。実は手元に残っていないものもあります。12年後の寅年には、どんなものが出来上がるのでしょうね。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。