こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
わたしの読書ベスト30-小説編。
お友だちが「好きな小説BEST100」をSNSにアップしていました。100冊選ぶのはともかく、順位つけるのって、とってもたいへんそう…と思ったら、その通りたいへんだったとのこと(笑)。でも、自分の志向(嗜好)を再確認することが出来て楽しかったということで、わたしもやってみることにしました。ただし、30冊までで。
「好きな小説」としなかったのは、影響を受けたことは間違いないけれど、ではそのストーリーが好きかと問われると、そうとも言えないものもなかにあるから。一応幼少期からの読書を対象にしていますが、どういう手順にすると良いのか、まったく見当がつきませんでしたので、まずは頭に浮かぶところから羅列。ずいぶん昔に読んでタイトルが不確かだったものも少なからず、検索して確認しつつ、です。
- くまのプーさん(A.A.ミルン/石井桃子訳)
- プー横町にたった家(A.A.ミルン/石井桃子訳)
- 楽園のカンヴァス(原田マハ)
- 日の名残り(カズオ・イシグロ)
- アンナ・カレーニナ(トルストイ)
- グレート・ギャッツビー(フィッツジェラルド)
- 神の火(高村薫)
- 黄金を抱いて翔べ(高村薫)
- 照柿(高村薫)
- 人間失格(太宰治)
- お父さんのバックドロップ(中島らも)
- 優しくって少しばか(原田宗典)
- ひとまねこざる(H.A.レイ)
- 風にのってきたメアリー・ポピンズ(P.Lトラヴァース)
- 超老伝-カポエラをする人(中島らも)
- サロメ(原田マハ)
- サロメ(オスカー・ワイルド)
- 恋(小池真理子)
- バックミラー(星新一)
- 妊娠カレンダー(小川洋子)
- 変身(カフカ)
- 15の夏(佐藤優)
- 蟹工船(小林多喜二)
- ミザリー(スティーヴン・キング)
- ハプスブルグの宝剣(藤本ひとみ)
- イタリア・ルネッサンス(塩野七生)
- 手袋を買いに(新美南吉)
- おおきなかぶ(ロシア民話)
- 蜘蛛の糸(芥川龍之介)
- ジキルとハイド(スティーヴンソン)
昔読んだものは、中身をわりと鮮明に覚えているものもあれば、ワンシーンだけが強烈に残っているものもあり、はたまた内容はほとんど覚えていないのに当時の読後感だけがはっきりと思い出せるものもあり、あるいはひとつのセリフだけを覚えているものもあり。
書き出して分かったことは、どうしても最近読んだものが順位に入りやすいということ。今は忘れてしまっているけれど、ほかにももっとあったはず、ということ。ちなみに今回は、タイトルが浮かんだ順に書いていて、あらためて順位を付け直してはおりません。なので別の日にベスト30を上げ直したら、順位も顔ぶれもその都度変わる可能性大です。そう考えると、何の手掛かりも無しにタイトルが思い浮かんだ「昔読んだ本」は、余程インパクトが大きかったのだと言えるでしょう。
ともあれこうして書き出したことで、自分にとって大切なものが見えてきました。それにしても、30位まで書き出すだけでもけっこうな労力がかかり、有意義な週末仕事(ではなく趣味ですが)となりました。それぞれの作品への一言コメントはまた次回。