こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
特別展のあとは文化交流展示室@九州国立博物館。
九州国立博物館の常設展示・文化交流展示室。前回伺ったのは5月。半年近く経っていましたので、展示入れ替えが進んでいる部屋がいくつもあり、今回も見応えがありました。ちょうどこの日から、テーマ展示「いつもそばにいた 人と動物のアジア」がスタートしていたので、グッドタイミングでした。特に第8室の「シルクロードの動物たち」が良かったです。
やきもの関連では、多彩な江戸文化を紹介する第11室で、特集展示「御所の器」として古伊万里が展示されていました。江戸末期から明治のものが多かったです。公家好みなのでしょうか、染付の器の数々が、デザインも作りも絵付けも単調で面白くないのが残念でした。煙草盆やキセルは良かったです。お隣の第10室「九州陶磁の華 田中丸コレクション」は、安定の充実ぶり。今回も素晴らしい器を拝見して、大満足しました。
文化交流展示室には、修学旅行と思しき学生さんたちの姿が戻ってきていました。美術館・博物館に子どもや学生の姿があるのは、とっても嬉しいですね。やっと通常の状態に近づきつつあるのだな、と思いました。最後は大好きな第6室「アジア人の理想の姿」へ。仏像の皆さんにご挨拶して、大満足。