令和7年度(2025年度)郷育カレッジ

令和7年度(2025年度)郷育カレッジ、無事開講式を迎えました!

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

令和7年度(2025年度)郷育カレッジ、無事開講式を迎えました!

福津市民のための生涯学習システム「郷育カレッジ」。福津の「ひと、もの、こと」を題材に、ふるさと、健康福祉、環境、生きがいなど、さまざまな分野の講座を開催します。7月5日(土)に2025年度の開講式を開催いたしました。

これまで10年ほど、わたしは開講式では受付を担当していましたが、今年は裏方のステージ担当へ。受付は式典がスタートしたら持ち場を離れることができませんでしたので、開講式でのオープニングイベントや公開講座を聴講することができないでいたのですが、今回は舞台裏からすべてのプログラムを見ることができて、個人的にとても嬉しい開講式となりました。

朝9時前から集合して会場設営を整え、リハーサルをして午後からの式典に備えます。受付は受付でそれなりに神経を使う仕事でしたが、ステージ側の仕事は初めてでもあり、また違った緊張感がありました。皆さんに教えていただきながら、自分の役割を確認。11時にはオープニングイベントで、「獅子楽」を舞ってくれる小学生が到着し、演舞のリハーサル。太鼓の移動場所、マイクを渡すタイミングなどを確認しつつ、リハーサルを見ている段階ですでに感動です(笑)。

小学生の獅子楽演舞の本番では、子どもたちの緊張が伝わってきて、こちらまでドキドキ。そろいの衣装も可愛らしく、舞台袖から近距離で見ることができたのは、役得でした。その後の公開講座では、ここ数年、放送大学とのコラボ講座を開催しています。今年は九州大学名誉教授の小山内康人先生が「九州・福岡の活断層と地震」のタイトルで、講演してくださいました。

このところずっとトカラ列島の地震が続いていたり、7月5日の災害予言が取りざたされていたりという影響があったのでしょうか、予想以上にたくさんの皆さんがご来場くださいました。地質学・岩石学を専門とする小山内先生による、地震発生のメカニズムの解説はとても分かりやすく、現在どのように研究が進められているのか知ることができたのは、とても良いことでした。そして、講座のなかで何度も強調しておられた「自然現象を止めることはできないが、対策によって災害を防いだり減災することはできる」というお話が、とても心に残りました。

毎年、放送大学側にコラボ講座でお願いしたい内容についてテーマを決めるときに運営委員が心がけているのは、学術的な内容でも、来場する市民の皆さんが「自分ごと」として聴きたくなる内容をお願いする、ということです。今年のこの集客状況をみて、皆さんの関心の高さをうかがい知ることができたのは、大きな収穫でした。

当日のアンケートをもとに、また来年の開講式に向けて準備がはじまります。講座もいよいよスタート。今年度も早々に「満員御礼」となった講座がたくさんあり、とてもありがたいことです。が、まだ参加できる講座もあります。興味のある福津市民の皆様には、ぜひ一つでも多くの講座に足を運んでいただけると嬉しいです。

郷育カレッジについてのお問い合わせは、福津市郷育推進課へどうぞ^^

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯(はなまつりがま)の内儀(おかみ)であり、Meet Me at Artを主宰するアートエデュケーターでもある、ふじゆり のブログです。