郷育カレッジ「終活と相続について~人生100年時代を生きるために~」

郷育カレッジ「終活と相続について~人生100年時代を生きるために~」に参加してまいりました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

郷育カレッジ「終活と相続について~人生100年時代を生きるために~」に参加してまいりました。

今年度の郷育カレッジ講座受講一発目は「終活と相続」のお話。講師はファイナンシャルプランナーの目代正道氏で、定番の人気講座の一つです。わたし自身は初めての参加。郷育カレッジの受講生は全体的に70~80代の受講生の割合が多く、この講座も内容からしてそうかな、と思っていました。が、わたしと同年代の50代と思しき受講生も少なからずで、関心を持つ年代が広がってきていることを感じました。

実際に話を聞いてみて、特にエンディングノートについては、年代に関係なく一度書いておくべきかも、と思いました。そして、定期的に見直していくのが良さそうです。「余生への準備」というよりは、「今をよりよく生きるためのもの」だということが、しっかり伝わってきた講座でした。遺言状とエンディングノートの違いが分かったのも、良かったです。

途中休憩をはさんで2時間の講座、皆さんとても熱心にメモを取りながら聞いておられました。質問受付時間も盛り上がりました。講座を聞いてすぐに準備を始めることはできなくても、このようなオープンな場を通して、まずは心構えをしていくのは、良いことですね。

近年、書き込み式の「エンディングノート」がいろいろと市販されています。ご自身に合ったものを手に入れると、書き込みやすいかもしれませんね。わたしは今回の講座で初めて知ったのですが、福津市の高齢者サービス課では「エンディングノート」を発行しています。市民サービスの一つとして、こういうものが位置づけられるようになったことに、時代の流れを感じます。

終活に向けての行政サービスに興味のある方は、まずはお住まいの市役所等に問い合わせてみると良さそうですね。

福津市の地域資源(高齢者向け)…高齢者やそのご家族からの問い合わせが多い情報をまとめた冊子

福津市各種連絡先

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。