身近なところに多様性。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

身近なところに多様性。

陶芸家の家に集まったのは、メダカ屋、ゲームクリエイター、フレンチシェフ、工務店現場監督、学芸員、市役所職員、美容師、日本語学校教師、一級建築士、革職人、IT技術者…先日の忘年会のことです。

まぁ、見事に職業がバラバラ。年齢層もバラバラ。最年長のダンナを筆頭に、息子でもおかしくない年齢の方まで。もちろん、結果としてそうであった!というだけで、意図したわけではありません。ただ友人にフリーランスや自営業者、オーナー経営者が多いのは、うちが自営業者だからかもしれません。

呑みながら、食べながら、どうしようもなくくだらない話題もあれば、シリアスな相談事もある、おもしろい時間です。それぞれ仕事においての立場や環境がまったく異なるので、おしゃべりしているだけでも自然と視野が広がります。若い方に教わることは数多く。

共通点があるとしたら、人生において、自分にとって、生業をどうとらえているか、にあるのではないかと思っています。正面切ってそのような質問を投げかけたことは無いので、「たぶんそうだろうな」という感じですが。

毎年、こうして集まってくれるのが、とっても嬉しい仲間たちです。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。