花祭窯

花祭窯的、台風への備えメモ。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

花祭窯的、台風への備えメモ。

先週から今週にかけて、9号10号と立て続けでした。特に10号は特別警報級であると、早め早めの情報提供がありましたので、わたしたちも初めて本格的な備えをいたしました。

おかげさまで、工房の窓ガラスひとつ割れるでもなく、無事でした。今回は二日間かけて準備をしましたが、一度実際に取り組んだことで、多少要領がつかめたように思います。次回以降備えが必要なときは、よりスムーズにできるよう、以下備忘。

花祭窯的台風対策メモ。


<作業場>

  • 外溝の確認。水がちゃんと流れるようになっているか。
  • 窓の養生、目張り、木材・段ボール等で外側からの保護。
  • 仕掛品の生地は窯のなかへ。
  • 土間スペースの通路確保。
  • 材料等にシートをかぶせる。
  • 機械類コンセント抜く、電源を落とす。

<展示場>

  • 箱があるものはすべて箱に入れる。
  • 展示棚の下段にすべて移動。
  • 雨戸の確認。
  • 窓の養生、木材・段ボール等で外側からの保護。
  • 建具は全て閉める。

※養生テープ(5巻入り×2)、発泡スチロール板、大きめの段ボール


今回「窯は構造的にとても頑丈」であるということを再認識。制作途中のものはとても壊れやすいのですが、窯のなかに入れておけば安心です。

台風の場合は、予測に基づいて早めに行動できるので、比較的落ち着いて対応できますね。情報を発信し、注意を呼び掛けてくださる各所の方々のおかげです。ほんとうにありがとうございます。

また今回初めて、地域の避難所にお世話になりました。非常持ち出し袋や食料など、用意していたものを使いましたが、実際に避難してみてわかることも多いですね。福岡市のホームページにある、防災関係のハンドブックがとても充実しているという情報をゲット。あらためて、準備を見直してみようと思います。

福岡市ホームページより、防災関係の主なハンドブック。https://www.city.fukuoka.lg.jp/bousai/bousaihandbook.html

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。