花祭活用(ミニ果樹園化)計画進捗状況-梅の苗木を植えてきました♪

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

花祭活用(ミニ果樹園化)計画進捗状況-梅の苗木を植えてきました♪

「一年後にはある程度「ミニ果樹園」運営の姿がイメージできることを目指して、コツコツ取り組んでいきたいと思います」と、宣言したので

進み具合をブログに記録していくことにいたします^^

4月1日、梅の苗木を3本植えてまいりました。毎年3月に近所の宮地嶽神社の駐車場に、植木の産地・久留米市田主丸から植木屋さんが直売にいらっしゃいます。以前にもここで柑橘系の苗を3本調達し、花祭に植樹したのでした。レモンとポンカンとスイートスプリング。ブログで検索をかけたら、2022年のことでした。その3本も、草刈り時に間違えてカットしてしまったり、というミスに遭いながらも、なんとか根付いてくれています。復活してくれますように…!

今回は梅の苗木を調達。何種類かある梅のなかから「梅干を漬けたい!」という目的に合ったものを、プロの植木屋さんに選んでいただきました。

↓目指すはこの姿↓

梅仕事

一昨年植えたリンゴの木2本も、新芽が出てきています。同じ時に植えて、これまた間違えて切ってしまったヤマモモは、根っこはくっついているようですので、これも復活してくれることを願いつつ。

KENSUKE EDITIONS-藤吉憲典のシルクスクリーン作品第一弾を納品しました。

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KENSUKE EDITIONS-藤吉憲典のシルクスクリーン作品第一弾を納品しました。

藤吉憲典の次なるチャレンジ、シルクスクリーン作品。その第一弾が刷り上がりました!のブログをアップしていたのは昨年12月のことでした。

その後、まずはアーティスト保存用を額装し、作品紹介用の動画を撮り、グッドタイミングで開催されたデザインワークショップを活用して、ブランディングの方向性を検討し…気が付いたらもう春です。これから広がっていくシルクスクリーン作品シリーズを「KENSUKE EDITIONS」と名付けました。エディション作品ならではのカジュアルな楽しさを、前面に出していけたらと思っています。

その作品エディションナンバー「1/15」を納品することができました。第一弾は15枚の限定版です。お届け先は、一級建築士事務所の相良設計室さん。もともと歯医者さんだった建物をフルリノベーションして、とってもおしゃれな事務所になさっています。実はKENSUKE EDITIONSのイメージ動画の撮影に、そのお宅をお借りいたしました。今回納品した作品は、玄関開けてすぐ、お客様をお迎えする場所に飾ってくださいました。

藤吉憲典シルクスクリーン「昇龍」

シルクスクリーンのもとになっている原画は墨絵ですが、洋紙に刷り、額装を空間に合わせて選ぶことによって、洋の空間にもばっちり馴染む作品となっています。

実際に飾ってくださっている場を拝見すると、嬉しさもひとしお。「KENSUKE EDITIONS」これからどんどん広げて参ります。

読書『わたしの人生』(新潮社)ダーチャ・マライーニ著/望月紀子訳

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読書『わたしの人生』(新潮社)ダーチャ・マライーニ著/望月紀子訳

いつものカメリアステージ図書館新刊棚からの一冊。表紙の写真が印象的で手に取り、小説かと思って借りてきました。著者はイタリアを代表する小説家・劇作家だそうですが、本書はご本人の回想記=ノンフィクションです。1936年生まれの著者が、たくさんの文筆活動をしながらも、これまで書いてこなかったこと。「今書かなければ」という思いに突き動かされたのだろうということが、読後にしみじみと感じられました。

1938年から日本に住み、1943年から終戦まで一家5人で抑留された、2年間の体験が語られています。戦時中に日本に暮らす外国籍の方々がどのような目にあったのか、当事者によって語られたものを、わたしはこれまで読んだことがなかったと思います。読んだことはありませんでしたが、日本の官憲がひどいことをしたのではないかという推察はできるもので、恐る恐るページを繰りました。

ひどい目にあった著者が、それでも自分は日本を恨んではいないし、日本が好きだと言ってくれることが、読む者にとって救いになりました。数々の出来事や行為に対して、抑留された人たちが、日本の歴史や日本人の精神性からそれを紐解こうとする姿に、理性や知性を保ち続けることの強さを感じました。

新潮社の公式サイトでの紹介には、映画翻訳でおなじみの戸田奈津子さんが短評を寄せています。訳者のあとがきも、力が入っています。歴史をのなかで何度も同じ過ちを繰り返してきた人間への警鐘が込められた一冊です。

今回「はじめまして」の著者さんでした。これを機会に、彼女の書いた小説も読んでみたいと思います。

『わたしの人生』(新潮社)ダーチャ・マライーニ著/望月紀子訳

春は変化の季節ですね―新天地でのご活躍を祈りつつ。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

春は変化の季節ですね―新天地でのご活躍を祈りつつ。

ここ津屋崎に工房を構えてからずっと=10年ほどお世話になってきた方がお二人、新天地へ向かわれることになったとお知らせくださいました。お一人は、うちが海外展開を考えるようになって以来、ことあるごとに相談に乗ってくださっていた、公的支援機関の方。支援機関の規模縮小に伴い、キャリアチェンジすることになったとのこと。その支援機関がオープンしたのが2012年で、彼女は民間から採用された生え抜きのスタッフでした。わたしがそこに初めて足を運んだのが2013年で、干支を一周するほど長年にわたってお世話になったことになります。

年度末の退職を控えて、ひと月近く残っていた有給休暇の消化に入ったという彼女を誘い出して、ランチをご一緒してきました。これまでもずっと親身になって相談に乗ってくださっていましたが、立場上ある程度の線引きがありました。退職によって役割を離れたからこそ話せることもあり、ランチと称し2時間以上食べておしゃべり。とっても楽しい時間でした。たぶん年齢が近いんだろうな、とお互いに思いながらもそのような話題を口にしたことはなかったのですが、同い年だということが判明。これからも、立場にかかわらず長いおつきあいをしていけたらいいな、と心から思いました。

ところでランチは、日航福岡内にある中国料理の鴻臚(コウロ)さんで席を予約。ランチタイムメニューで、ホテル内のレストランとしてはリーズナブルな価格で、おいしいお料理を堪能できました。個室は取りませんでしたが、テーブルとテーブルの間にゆとりがある配置で、席もゆったり。急かされる雰囲気もまったくなく、周りをあまり気にせずおしゃべりに興じることができたのが良かったです。これは、軽いミーティングにも使えそう。博多エリアはランチタイムとても混むところが多く予約も取りにくいので、穴場発見です。

新天地へ向かわれるもうお一方は、地元の商工会の経営指導員さん。我々零細企業にとって、地域の商工会さんや信用金庫さんというのは、まっさきに頼りにしたい機関です。その両方ともで、ここ津屋崎にきてすぐに信頼できる職員さんとお会いできたことは、わたしたちの強運なところだと思っています。少し前にお会いした時に「そろそろ異動あるかもしれませんね~」なんておしゃべりをしていたら、それが本当になってしまいました。

彼が花祭窯に異動の挨拶に来てくださった数日後、彼の上司が、彼へのはなむけに花祭窯の器をご購入にいらっしゃいました。彼の上司は、経営指導員をなさってた時に一番最初にうちを担当してくださった方で、定年退職後にまた商工会に局長として戻ってこられた方です。とってもお世話になっている方々が、その関係性のなかに花祭窯の器を位置づけてくださったこと、その気持ちがとっても嬉しい出来事でした。

この春が、新しい一歩を踏み出すすべての方にとって、良い春でありますように^^

2025年二本目-映画『教皇選挙 CONCLAVE』を観てきました。

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2025年二本目-映画『教皇選挙 CONCLAVE』を観てきました。

正直なところ、昨年は「これは絶対に観に行きたい!」という映画がなくて、「今観るならこれかなぁ」という感じで、映画館に足を運んでいました。もともと事前にどんな映画なのかを詳しく調べることはほとんどなく出かけるのではありますが、観終わったときには「よかったー!」となることも多かったので、観るまではわからないというのが実際のところです。昨年観たなかでは、『フェラーリ』が(とりわけ主演のアダム・ドライバーが)まさに、期待以上にすごくよかった一本でした。

今年二本目の本作は、映画館で観た予告編で、久しぶりに「これはぜひ観たい!」と期待していたものでした。そして実際のところ、「観てよかった!」 なんなら「もう一回観たいかも」な満足度。重厚で緊張感のある2時間でした。《極上のミステリー》の宣伝文句は、そのままそのとおりです。ほとんどは「隔離」された屋内の映像ですが、とても美しく、陰影と色彩が深く印象に残りました。印象的なセリフもいくつかありました。なかでも、聖職者は「理想の姿を追い求める者」であって「理想の姿そのもの」ではない、というセリフが、その職にある人たちのリアルを感じさせました。

主演のレイフ・ファインズさんの出演作に『ハリー・ポッター』があると知って、『ハリー・ポッター』なら何回も観ているぞ!?と思い、ポスターのお顔をじっくり見ましたが、何の役をやっていたのかまったく思い浮かばず。ググったところ、なんと、ヴォルデモート卿でした。お鼻を隠してみたら、ああ、たしかにそうかもしれない!と。その主演さんはじめ出演者すべての顔ぶれが、ここまで「熟練のいぶし銀」という映画も珍しいかもしれません。すっかりその世界に引っ張り込まれました。

わたしが「コンクラーベ」という言葉を知ったのは、ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世が亡くなった時のこと。ウィキペディアによると2005年4月のことですので、ちょうど20年前のことですね。宗教にまったく興味はありませんでしたが、このヨハネ・パウロ二世さんが来日した時の印象がとても強く、なんとなく親しみを感じさせるものでしたので、お名前とお顔が記憶に残っています。これまたウィキでググったら、1981年に東京・広島・長崎にいらっしゃっていました。当時わたしは10代ですが長崎に住んでいましたので、特に印象に残っているのかもしれません。その後、大学の卒業旅行でローマ・バチカンに足を運んだ時、現地ガイドの方が「あそこから教皇が手を振ってくれることもあるんですよ」と教えてくださり、友人たちと「出てこないかな~」とそわそわしたことも良い思い出でした。残念ながらお目にかかることはできませんでしたが。

映画『教皇選挙 CONCLAVE』

偶然ですが、前回観た『ゆきてかへらぬ』も本作も、キノシネマの木下グループの配給でした。良い映画に連続で出会えていて嬉しいです♪

「1年を通して畑の作り方・野菜の作り方をまなぶ」畑レッスンの進捗状況。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

「1年を通して畑の作り方・野菜の作り方をまなぶ」畑レッスンの進捗状況。

造園家であり野菜を作りハーブの専門家でもあるガーデンアルテさんの畑で「1年を通して畑の作り方・野菜の作り方を、一緒にやりながら教える講座」に参加しています。家庭菜園を借りてやる、というのではなく、指導してもらいながら畑・野菜を作っていく講座。一年後からは自分で家庭菜園を作れるように、毎回「やったことをちゃんと記録しておいてくださいね」と宿題があります。同時期にスタートした皆さんの様子を見ていると、作業をしながら随時畑の状態の写真を撮って、スマホにメモを書き込んで記録していっています。ビジュアルで記録を残すのは理にかなっているなぁと思いつつ、わたしは畑でスマホを取り出すことはなく、作業終了後に手帳に、図と文章で書き込んでいます。

現在、スタートしてから約二か月が経ったところです。これから暖かくなって、野菜が伸びていく季節になりますので、その前に備忘録として畑記録をこちらにも共有。


(1)2/15晴3/12℃

  • 草刈り→畑(畝を作る)スペースの確保。
  • 刈った草は、枯れてから使うので端に除けて取っておく。
  • 雑草の根っこは放置して乾燥させる。

(2)2/16晴3/14℃

  • 土均し。高低差のある所を平たんに均す。
  • 畝幅30cmぐらいで、畝の面も、溝になる面も平らにする。
  • 溝を平らに→雨のあとに水が溜まったり、土が流れたりしないように。
  • 2メートルの畝を2列×4本。

(3)2/25曇/晴

  • プランタ栽培:下から 枯れ木→土→枯草等の腐葉土→土→マルチとしての枯れ葉
  • 苗の生長点が土から上に出るように植えつける。
  • 枯れ葉や藁を畝にかけるときは、細かくして苗や種をまいた場所の周りにかける。苗や芽に直接かからないようにする。
  • 庭で出た落ち葉などは腐葉土に使えるので、まとめて取っておく。

(4)3/1曇/雨8/19℃

  • 畝は均等に。上を平らに。
  • ジャガイモは、V字に深めに堀った畝に等間隔で種芋を植える。へそを下に、芽の出ているほうを上に。
  • 植えた後は、畝は高く土を寄せて、てっぺんは平らに均す。
  • 畑作業を終えたら、全体に枯草をかけておく。

(5)3/8晴4/12℃

  • にんじんは浅めに植える。芽出しに水を多めに。
  • きぬさやの支柱は、網が苗に対して垂直になるようにまっすぐ張る。
  • ビーツはよく育つので、にらを中央に植えた畝の両脇に。
  • 畑作業を終えたら、畝の上には細かくした枯草をかける。溝にも保水のために枯草を敷く(大きいままでもよい)。

(6)3/22晴12/23℃

  • 畑作業の都度、枯草を外して作業し、終わったら戻す。
  • サラダミックス、カブ、ラディッシュなどは早く育つので、隙間期間に植え付けるのに最適。
  • 野菜への声かけ^^

時期的に、わたしは冬野菜のあとからスタートしたので、夏野菜の植え付けをする前に、期間の隙間を使って、比較的短期で収穫できる春野菜を植えています。「育成の様子が目に見えて、早く収穫して食べることができると、畑をするモチベーションが高まるから」とおっしゃる指導は、実に人間的。広い敷地を持っている場合や、複数人で分け合って使える場合は、種から蒔くのもよいけれど、個人で小さい畑でする場合は、苗を買ってきて使うのも効率的で無駄がないという指導も、とても実際的です。

「楽しく続ける」ために、できるだけ「たいへん!」なことを減らして、収穫などの楽しいことを目の前にぶら下げるというのは、とても理にかなっているなぁと感心しながらの畑レッスンです。

読書『夢を見る技術』(光文社)ラウール・ジャンディアル著/橋本篤史訳

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書『夢を見る技術』(光文社)ラウール・ジャンディアル著/橋本篤史訳

最近の実用系書籍のタイトルは長い、と、本屋さんでタイトルを眺めているとよく思います。本書もその例にもれず、表紙に書いてある文章=タイトル・サブタイトルは、

『THIS IS WHY YOU DREAM 夢を見る技術 最新脳神経科学が明かす、睡眠中の脳の驚くべき力』

おかげで、どんなことが書いてあるのかを推測しやすいですね^^

わたし自身がこれまでに読んだ「夢」についての本といえば、ほとんどが心理学的アプローチのものでした。ユング、フロイト、というお決まりのライン。夢中になったのは、高校・大学時分で(ありがちですが ^^; )本で独学しました。ユングもフロイトもとても面白くはありましたが、例えばシンボルの考え方ひとつとっても、文化的な背景・生きてきた環境の前提の違いを考えれば日本人に当てはめるのは違和感がある、というのが正直なところでした。そんなわけで、「夢って面白い」と漠然と夢の力を感じてはいても、それを診断したり分析したり解釈したりすることへの興味はめっきり減退していました。本書は、著者が「脳神経外科医」であり「神経生物学博士」であるというのが、わたしが飛びついた一番の理由でした。

以下、備忘。


  • 過剰適合仮説
  • イメージリハーサル療法。
  • 創造性とは独創的なアイデアや既成概念にとらわれない思考だけを指すのではない。それを実現するために必要な専門知識や、アイデアを事項に移すための決断力も含まれている。
  • インキュベーション・ピリオド(あたため期間)
  • 30分から60分程度の昼寝→反復作業によって疲れた心を回復させる効果
  • 60分から90分程度の昼寝→作業パフォーマンスを大幅に向上、学習効率を高める
  • 昼寝は創造的な問題解決に有効
  • 夢の三つの力:視覚的創造力、(過去の映像や感覚、感情を追体験する)エピソード記憶、(未来を予測する精神的な)タイムトラベル。
  • 夢は視覚的でありながら空間的な体験。
  • 心の声である夢を解釈できるのは、あなただけ。
  • 夢を通じて過ごす人生は、私たちが可能だと考える範囲を冷え尾毛てくれる。その自由な状況のなかで、夢は進化における重要な利点、すなわち物事に適応するための心を与えてくれる。

『夢を見る技術』(光文社)ラウール・ジャンディアル著/橋本篤史訳より


正直なところ、学術的な難解さもあり、理解が及ばない部分も多々ありました。上の写真は、巻末の参考文献リスト。このリストが20ページを超えています。それでもこのような本を、一般人に向けて書いてくださったことは、嬉しくありがたく。「夢」に興味のある方は、手に取ってみてはいかがでしょうか。

『夢を見る技術』(光文社)ラウール・ジャンディアル著/橋本篤史訳

第113回九州EC勉強会「これからのSEOの話をしよう」に、参加してまいりました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

第113回九州EC勉強会「これからのSEOの話をしよう」に、参加してまいりました。

九州EC(九州ECミーティング)は、経営者やECに取り組む方々が幹事となり、事業運営に役立つ情報交換・提供を行う会です。完全ボランティアで続いている、稀有な勉強会組織。毎回、充実したテーマと講師による勉強会を博多で開催してくれるので、ほんとうにありがたい存在です。第113回九州ECは「これからのSEOの話をしよう~E-E-A-TとYMYL、コンテンツ・マーケティングでAI時代に大切にしたいこと~」のテーマで、株式会社ユウキノイン代表取締役・酒匂雄二さんを講師としてお迎えしました。

たしかに「SEO」の話ではありましたが、SEOというフィルターを通した「ブランディング」の話だったのだと思います。「SEO対策」という言葉を聞くと、ちょっぴり小手先感が漂ったりもする昨今ですが、そういうテクニック的なものとはかけ離れたお話でした。

以下、備忘。


  • 地産外商。
  • 記事で重視されるのは、文字数ではなく「文脈」。
  • alt属性=視覚的に認識できない人にも、同様の情報を届けるためのもの。
  • 事業は継続していくことが、世のため人のため自分のため。
  • 売り手とお客様の間にロイヤリティがあれば、顧客単価アップ(値上げ)はGOOD。
  • お客様との時間を増やす。
  • ライブ感=ファンイベント、展示会、工房見学等。
  • 歴史を語る、自分たちが考えていることを語る。
  • 「読みもの」を作る。
  • 「オリジナリティ」に注力する。
  • LinkedIn。
  • ウィキペディア。
  • 日本語圏のグーグルと英語圏の検索の傾向は、まったく異なる。
  • グーグルのAI利用ガイドラインは要チェック。
  • 「労力のかかっているコンテンツ」。
  • 「ドメインの趣旨」と異なるコンテンツはアップするな。
  • 労力・独自性・才能や技術・正確性。
  • 引用=出所(名前・URL等)を明示すればむしろOK。
  • EEAT:経験・専門性・権威性・信頼性。
  • 「商標」の効用。
  • 「実在」を証明する価値。
  • 誰が何を言うか=「自分は何者か」をはっきりさせる。その「証拠」をつくる。
  • プレスリリース→ニュースサイト→ブランディング。
  • グーグルビジネス「言語設定」多言語化する。
  • Do、Know、Goの見極め。
  • ○○専用→理由→開発秘話。
  • 当たり前のことこそちゃんと伝える。例)米と水だけのお酒。
  • ブログ=更新頻度アップと、読者数アップが肝。

第113回九州EC「これからのSEOの話をしよう~E-E-A-TとYMYL、コンテンツ・マーケティングでAI時代に大切にしたいこと~」株式会社ユウキノイン代表取締役・酒匂雄二さんのお話より。


こうしてあらためて復習すると、誰もがスマホを持ちインターネットの情報を当たり前に享受する時代に、情報を発信するサイドがわきまえるべきリテラシーのお話だったということがわかります。とっても勉強になりました。ありがとうございました!

「日日是好日」のテーマにあった本の紹介、というお題をいただきました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

「日日是好日」のテーマにあった本の紹介、というお題をいただきました。

読書記録はブログにまあまあアップしているので、「本の紹介コラムを書いてください」というご要望には、持ちネタのなかから拾ってくることができ、「わたしでよければ喜んで!」です。今回いただいたお題は、本の中でも「『日日是好日』のテーマに合うもの」ということ。「喜んで!」とお返事したものの、はてどれぐらい該当するものがあるかしらと、まずはさっそく読書記録をさかのぼってみました。

「日日是好日」のテーマに合いそうな候補本を、まずは2025年1月~3月で探してみると…

読書『人気建築家と考える50代からの家』(草思社)湯山重行著

『美学への招待 増補版』(中央公論新社)佐々木健一著

季刊誌『AXIS 2025.1 winter』株式会社アクシス

『おとなのOFF 絶対見逃せない2025年 美術展』(日経TRENDY)

こんな感じです。実用書系のタイトルが並んでしまいました。しかも二冊は季刊誌です。ほんとうは小説など「役に立てようと思って読むものではないもの」のなかからこそ選びたいと考えていたのですが、この期間中に読んだものの中では、少々難しそうです。

なので、もう少しさかのぼって2024年後半を見てみると、

『「ふつうの暮らし」を美学する』(光文社新書)青田麻未著

『小さくも重要ないくつもの場面』(白水社)シルヴィー・ジェルマン著/岩坂悦子訳

と、やっと小説が出てきました。小説は解釈次第でテーマに合わせることもできると思いますが、それも程度問題だと思うので、無理には持ってこないほうが良いのかもしれません。

あとは、ぱっと頭に浮かぶものとして、アランの『幸福論』だったり、中原中也の全集だったり、AAミルン『くまのプーさん』だったりという感じですね。詩集はこのテーマに合いやすいかもしれません。茶道関係の本は、「日日是好日」のテーマに対してストレートすぎるので、せっかくなら意外性のある所から見つけてきたいな、と思いつつ。このお題を考えることを、しばらく楽しめそうです^^

読書『真夜中の太陽』(早川書房)ジョー・ネスボ著/鈴木恵訳

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書『真夜中の太陽』(早川書房)ジョー・ネスボ著/鈴木恵訳

先日読んだ『失墜の王国』がとても面白かったので、著者名検索で既刊本をさかのぼり、いつものカメリアステージ図書館から借りてきました。

本書もまた「ノワール小説(犯罪小説・暗黒小説)」に位置づけられていましたが、『失墜の王国』のあとがきで「著者のそれまでの作品はソフト・ノワール」というようなことを書いてあった通り、『失墜の王国』を先に読んだ身としては、だいぶソフトに感じました。

舞台は北欧ノルウェーの北極圏、少数民族のサーミ族が暮らす地域でした。『真夜中の太陽』のタイトルは、夜中でもお日様が沈まない彼の地の夏の景色を思わせます。わたしはノルウェーには行ったことがありませんが、フィンランドのやはり北極圏・ラップランド地方に行ったことがあるので、その風景を思いながら読みました。わたしが行ったのは、真昼間でもお日様の姿が見えず、日中の数時間だけが明るくなる真冬でしたので、まったく逆なのですが。でも読み終わったときには、一日中「ずっと暗い」というのと「ずっと明るい」というのは、どちらも閉塞感を伴うものなのかもしれないと感じていました。

ノワール小説でありながら、文学的な雰囲気と美しさを感じる文章で、サクサクと読了。訳者のお名前を確認したところ、やはり同じ方でした。わたしはこの方の日本語の雰囲気が好きなのかもしれないな、と思いつつ。

『真夜中の太陽』(早川書房)ジョー・ネスボ著/鈴木恵訳