読書『ようこそ、わが家へ』(小学館文庫)池井戸潤 著

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書『ようこそ、わが家へ』(小学館文庫)池井戸潤 著

池井戸潤著、『陸王』「鉄の骨』に続いてのわたし的第3作目です。「池井戸潤といえば企業小説」の枠から外れる著作もあることを知り、そちらからも読んでみようと選んだ一冊。最寄りの図書館「日本の小説家『い』」の並びには池井戸作品がたくさん並んでいますので、選り好みできます。ありがたいことです。

本書は、企業小説的な面と、家族小説的な面の、両方を持ち合わせた一冊。主人公は、会社でもプライベートでもトラブルを抱えてしまい、それも結構ハードな状況です。書評に「身近に潜む恐怖」とありましたが、特にプライベートでのトラブルは、ほんとうに誰にでも起こり得ることで、地味に怖い設定でした。

「公共の場で注意したら逆恨みを買った」こと、逆恨みしてストーカー的な嫌がらせの仕返しをする犯人が「ごく普通に一市民として生きている、どちらかというと生活レベルの高い人」であること、その仕返しをする心理が「匿名性によるゲーム的な感覚」であること。いずれも現代的な要素がぎっしりと詰まっていて、著者の社会批判的視点を感じました。日常生活のなかで、ちょっとしたきっかけで思いがけないトラブルに巻き込まれてしまう怖さ。

ところが不思議なことに、読みながら「手に汗握る」状況にはなりませんでした。これは、池井戸作品読書3作目となったわたし自身が「著者は必ず主人公を助ける」という、ある種の信頼感を持つようになっていたからにほかなりません。「最後には無事に解決するから大丈夫」という安心感を持っての読書は、エンターテイメント作品においては不可欠な要素なのかもしれませんね。

気の弱い主人公が、最後にはいざという場面で啖呵を切るというのは、できすぎかもしれませんが、そうとわかっていても楽しめました。「ガッツリ企業小説」のイメージから離れた池井戸作品も、面白いです。

藤吉憲典公式インスタグラムに、続々動画アップ。

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藤吉憲典公式インスタグラムに、続々動画アップ。

インスタの「ストーリーズ」「ストーリーズハイライト」を上手に使った方が良い!というアドバイスを、これまでに複数の方からいただきながら、実行に移すことが出来ずにおりました。動画を投稿することによる効果を数字的に理解することは出来ても、なかなか「サッと撮ってパッとアップする」といかないのは、自分自身に「SNSで動画を見たい」という気持ちがあまり無いのも大きいかもしれません。

とはいえ、当然仕事としてはそんなことは言ってられず、ずっと気にかかっていました。「作家のブランディングを考えたら、ちゃんとしたものをアップしたい」という気持ちもありましたので、今回いつもの動画クリエーター日浦さんにお仕事をお願いできたのが、良い機会となりました。そもそもは、この七月に博多阪急で開催予定の地域イベント「ふくつのね」宣伝用に撮った動画素材。たくさん撮ってくださったなかから、テーマ別にインスタ用に再編集していただきました。

↓それらをストーリーズハイライトにアップしたのが、こちら↓

藤吉憲典公式インスタグラムhttps://www.instagram.com/ceramicartist_kensukefujiyoshi/

「underglaze blue(染付)」「potters wheel(ろくろ)」「dragon(龍・書画)」「molding(造形)」をアップしています。プロの手による出来映えは、大満足の仕上がりです。ストーリーズハイライトを活用するまでに、ずいぶん時間が経ってしまいましたが、この完成度を見るにつけ、つくづく、自分でやろうとしなくて良かったです。

興味のある方はぜひ藤吉憲典公式インスタグラムのフォローお待ちしております♪

読書『名画の生まれるとき 美術の力II』(光文社新書)宮下規久朗 著

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読書『名画の生まれるとき 美術の力II』(光文社新書)宮下規久朗 著

本屋さんぶらぶらでタイトルに惹かれ、パラパラとめくったところ著者がカラヴァッジヨの研究者であるらしいことが判明したので、即買いした一冊です。

サブタイトルに「美術の力II」とついていたので、ということは「I」があるということよね、と思い探しましたが、残念ながら書棚には在庫が無く。ネットで探したところ、同じ光文社新書で『美術の力』を発見、これが「I」のようです。「II」がとても面白かったので、遡って読もうと思います。

さて著者の宮下規久朗氏は、美術史家・カラヴァッジョ研究者として、たくさんの著作があるようです。本書はエッセイ風で読みやすいですが、その中身はとっても充実しています。知識的にも思想的にも、学ぶこと考えさせられることが、たくさんでした。カラーで絵がいくつも載っているのも嬉しいです。

第一章 名画の中の名画、第二章 美術鑑賞と美術館、第三章 描かれたモチーフ、第四章 日本美術の再評価、第五章 信仰と政治、第六章 死と鎮魂

いずれの章も読みごたえがありました。なかでも「第二章 美術鑑賞と美術館」は、自分が今やっていること、やろうとしていることと関連しても、考えさせられること多々でした。また章立てに関わらず随所にカラヴァッジョのエピソードが入ってくるところが、個人的にはツボでした。カラバッジョ好きは執着が強いというイメージを勝手に持っていますが、著者もそうなのかもしれないと思いつつ。

サブタイトルについている「美術の力」という言葉こそ、著者の言いたいことなのだと、しっかりと伝わってきました。

蕎麦猪口倶楽部の価格改定と商品ページ修正が一段落しました。

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蕎麦猪口倶楽部の価格改定と商品ページ修正が一段落しました。

オンラインショップ「花祭窯 蕎麦猪口倶楽部」の修正作業に入ったのは、三月下旬でした。四月上旬には完了する予定が、ほぼ1カ月予定を押してしまいました。

連休中に作業を進め、ようやくほぼ完了。染付・赤絵の157種類の蕎麦猪口をご覧いただくことが出来ます。まだ在庫切れの状態が続いておりますので、そのままご注文いただくことはできませんが、ご予約注文という形でお受けすることはできますので、ご希望の際は問い合わせフォームからご相談くださいませ。

今回新たにラインナップに加わったものもありますので、蕎麦猪口が好きな方は、ぜひ顔ぶれをチェックしてみてくださいね。このあと11客を追加予定で、こちらは7月頃に作業完了を予定しています。それが加われば、藤吉憲典のデザイン168種類の蕎麦猪口を、サイト上でご覧いただけることになります。江戸時代に作られた蕎麦猪口の文様レパートリーから見れば、まだまだの数ではありますが、それでもなかなか壮観といえるのではないでしょうか。

今回のページ修正作業のメインは、蕎麦猪口の写真を差し替えることでした。ご近所カメラマンさんに撮っていただいた写真は統一感があって美しく、ご覧になる皆さんに蕎麦猪口の魅力がより伝わるのではないかと思っています。

オンラインショップ「花祭窯 蕎麦猪口倶楽部」

読書『フローリングのお手入れ方法』(東京創元社)ウィル・ワイルズ著/赤尾秀子訳

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読書『フローリングのお手入れ方法』(東京創元社)ウィル・ワイルズ著/赤尾秀子訳

お掃除のノウハウ本ではありません。小説です。ジャンルは、なんなのでしょう。ブラックユーモアにあふれています。コメディとはいいがたく、ややホラーっぽい雰囲気も。悪夢的なストーリー展開で、予備知識無しで読みはじめたら、まったく予想外の着地点に辿り着いていました。

めちゃめちゃなストーリーなのですが、文章の端々になんとなくスタイリッシュな雰囲気が立ち上り、読了後に著者の略歴を見て、ああなるほどと思ったのでした。東京創元社のサイトによれば、著者は1978年インド生まれロンドン在住で、建築・デザイン関係のライターとしても有名だとか。本書は小説デビュー作だったようです。同サイトの本書紹介に「恐ろしくもおかしいカフカ的不条理世界」と書いてあり、たしかに不条理すぎる展開だったと笑いました。

ちょっと中毒性のある怖さと可笑しさの絶妙の組み合わせ。同著者の2冊目が日本語版で出ているようですので、ぜひ読みたいと思います。

『フローリングのお手入れ方法』(東京創元社)ウィル・ワイルズ著/赤尾秀子訳

ショッピングモール内のコワーキングスペースが意外と便利で使えると判明。

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ショッピングモール内のコワーキングスペースが意外と便利で使えると判明。

我が家から一番近い書店は、イオンモール内にある未来屋書店。この春、売り場のレイアウトがガラッと変わったと思ったら、奥にコワーキングスペースが出来ていて、正直「こんなところで利用者いるんだろうか…」と思っていたのでした。

未来屋書店のコワーキングスペースMIRAIYA Book mark Lounge福津店

連休最終日の夕方、用事があって近所のショッピングモールへ。ちょっと時間をつぶす必要があったので、まずは本屋さんへ。久しぶりにゆっくり本屋さんの書棚を眺めました。光文社新書の棚に美術系の新刊を見つけ、ゲット。本を手に入れると読みたくなるわけで、さてと思ったものの、カフェはどこもいっぱいの様相。書店のレジからふと顔をあげたら、そこにコワーキングスペースの受付があって、その手があったと申し込んだのでした。

全35席のスペースに、利用者は数名。ひとつのシマに1人ほどでしたので、悠々と使えました。Wi-Fi環境も整っていますし、書籍や雑誌もあり、書店からの持ち込みも3冊までOK。フリードリンクの内容は、カップ式の自販機で緑茶・烏龍茶・リンゴジュース・コーヒーがいずれもホットとアイスで選べ、1時間300円に対しては十分な内容でした。

本を読もうと思って入ったものの、仕事環境としての整い具合に後押しされて、思いがけず1時間集中して仕事をすることが出来ました。仕事をしようと思ったら、カフェに入るよりずっといい環境ですね。当たり前かもしれませんが。しかも割安。

まだスタートして数カ月ということで、受付で利用目的などをヒアリングされました。「仕事」と答えると、若い男の子の店員さんに露骨に「え!?」みたいな反応をされてしまい、なるほどこの界隈ではまだ中高齢女性の仕事ユースは珍しいのね、と思いつつ。いや、ジーンズにパーカーにリュックというあまりにもラフな格好だったからかもしれませんが。駐車場からの風雨で髪ぐちゃぐちゃだったし…(笑)

たまに博多天神辺りでこの手のスペースに入ると、常連顔のいかにも「仕事がデキる」空気感をまとった感じの方々がわんさかいらっしゃって、ちょっぴり居心地の悪さを感じることもあります。「ローカルエリアのショッピングモールにある書店内」という立地には、もちろん仕事できる感満載の人もあれば、参考書を抱えた学生さんと思しき姿もあり、親子で並んで本を読んでいる方もありとさまざまで、その雑多感がとっても居心地よく感じました。

思いがけず、外で仕事のできる場所の選択肢が一か所増えました。なんだかとっても嬉しいです。

読書『鉄の骨』(講談社)池井戸潤 著

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読書『鉄の骨』(講談社)池井戸潤 著

連休中に完了させようと計画していた二つの仕事のうち一つに目途が立ったので、(もう一つは進捗状況ギリギリだけれど)、読書タイム。いつものカメリアステージ図書館で「池井戸潤」検索をかけ、『陸王』読書に続く池井戸作品2作目は、まったくあらすじを知らなかった『鉄の骨』を選びました。

借りてきたのは文庫でしたが、思わず背表紙の厚さを図りたくなるボリューム。中堅ゼネコンに就職した主人公が、マンション建設の現場勤務から通称「談合課」なる本社部署に異動するところからはじまります。公共工事の落札を巡る熾烈な駆け引きが、物語の中心でした。いやぁ、面白かったです。わたし的には『陸王』よりもこっちのほうが盛り上がりました。これはドラマとかになっていないのかしらと、思わずググったところ、神木隆之介さん主演で連続ドラマになっていましたね。神木隆之介さんは素敵ですが、わたしのイメージの平太(主人公)ではないなぁ、などと思いつつ。

実はかつて1年間ほど、某中堅ゼネコンの地方営業所で事務を手伝ったことがあります。仕事のほとんどが民間からではなく公共工事からの受注という会社で、地方の支社とはいえ、たしかに本書で描かれているのと似たような駆け引きが、常に行われていました。わたしの主な仕事は、そうした受注工事の契約書作成でした。その昔、ゼネコン汚職事件でそうそうたる大手各社から逮捕者が出たのは、わたしが社会人になってすぐの頃のこと。それから数年後に、ゼネコンの地方営業所で見た実態に、わたしもまた『鉄の骨』の主人公と同様「結局談合は無くなっていないんだ」と驚いたものでした。

そんなわけで、読書中の脳内キャスティングは、当時の課長・担当者らの懐かしい顔がそのまま浮かんでくるという始末。課長さんは本書に登場する課長さん同様、眉間に皺を寄せ常に胃のあたりをさすって、胃薬ばかり飲んでおられました。

企業小説はやっぱり面白いですね。次は何を借りてこようか、楽しみです。

花祭窯おかみの仕事の半分以上は「新しい展開に向けての仕込み」なのかな、と。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

花祭窯おかみの仕事の半分以上は「新しい展開に向けての仕込み」なのかな、と。

先日読んだ『陸王』は、創業100年以上の老舗メーカーが舞台でした。この本の主役は中小企業ながらも百年続く老舗の足袋メーカーで、そこが「ランニングシューズ」という新規事業に取り組む話。もちろんドキドキしながら面白く読んだのですが、百年続く老舗では新規事業を考える必要がそれほど無かったらしいというのが、わたしにとってはちょっとした衝撃でした。あくまでも小説の設定ではありますが。

というのも、「新規事業」という大げさなものではないにしても、わたしが花祭窯でしてきていることは、「次どうするか、どうなるか」を考え、「その時」に備えてできる限り仕込みをすることだからです。事業を続けていくための変化を、いつも迫られているような気がします。『陸王』のなかでも最終的にたどり着いた結論でしたが、リスクをとってチャレンジしないことには、既存の仕事を守ることにもならない、というのは、ずっと頭にあることです。まあ、花祭窯の場合はとっても小さな規模の話であり、そもそも守らなければならないようなものは、理念や志のほかには無いともいえるのですが。

そんなわけで、自分自身も新しいことをどんどん勉強して行かないと、すぐに手持ちの札が尽きて、変化に対応できなくなってしまいます。人に会うこともとっても大切。この連休中は在宅でデスクワークに勤しんでいるので、お休みが明けたらフットワークを軽くして参ります。

藍の家で開催中の「五月人形展」を覗いてきました。

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藍の家で開催中の「五月人形展」を覗いてきました。

ご近所の登録有形文化財「藍の家」で毎年恒例の季節の行事を見るのは、ご近所散歩の楽しみのひとつです。四月末に前を通りかかったら、ちょうど鯉のぼりが入り口に飾られたところでした。少し前、三月のお雛様の展示も素晴らしかったです。

連休に入り、五月人形の展示がはじまりましたので、観に行って参りました。展示数こそ、それほど多くはありませんが、五月人形の展示を見る機会は、実はお雛様に比べるとずっと少ないので、貴重な機会です。

お雛様の時もそうなのですが、どうしても「道具類」に目が向きます。太鼓や弓、槍(やり)、幟(のぼり)、などの前に鎮座する粽(ちまき)と柏餅のお供えに思わずニヤリ。こういうミニチュアがたまりません。

藍の家 五月人形展

↓居並ぶ兜飾りに混じって、こんな面白いものも見つけました。これ着て、写真でも撮っていたのでしょうね。

藍の家 五月人形展

五月が来るたびに小さな鯉のぼりを嬉々として飾っていた頃を懐かしく思い出しつつ、楽しんでまいりました。

展示期間は5月1日(月)~5月10日(水)まで。津屋崎方面散策の際は、藍の家訪問おススメです。

映画『Air』観てきました。

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映画『Air』観てきました。

2023年の三本目は、ナイキのバスケットシューズ「エア・ジョーダン」開発秘話を映画化した『Air』。写真は、シューズではありませんが(笑)いまや家族のなかにスポーツをする人がいれば(あるいはいなくても)、毎日でも目にするナイキのマーク。創業者フィル・ナイトの次にナイキでCEOを務めたマーク・パーカー氏が、藤吉憲典作品のコレクターなので、ナイキ関連の本や映画は、できるだけ観ておきたいと思っています。

舞台は1984年。オープニングから、その映像と音楽に、懐かしさでいっぱいになりました。やられた!という感じ。当時わたしは中学3年生。バスケをするしないに関わらず誰もがコンバースのバッシュを欲しがり、たくさんの人が履いていたこと、中学生のお小遣いで買うには高価だったこと、ナイキからエア・ジョーダンが発表された後の熱狂など、一気に蘇って参りました。そうだった、そんな時代だった、と。

映画のストーリーは、熱を持ちながらも淡々と進んだという印象でした。エンタテイメント映画にありがちな誇張した演出が避けられていたような気がします。映像やセリフによる過剰な説明もなく、観る人によってはわかりにくいと感じる向きもあるかもしれませんが、それもまた個人的には好感を持ちました。できるだけ等身大で当時の出来事を描こうとしたのかもしれませんね。熱い時代を描くのに、さらなる装飾は要らないといったところでしょうか。

コンバース、アディダス、ナイキの社風の描かれ方が面白かったです。もちろん、ナイキ側から見たものではありましょうが、なるほど~、と。またセリフの端々に含まれる、ベンチャーから巨大企業へと成長することによる葛藤など、いろいろと感じるものがありました。一番残ったのは、マット・デイモン演じる主役ソニーの「だから株式公開なんかするべきじゃなかったんだ」というニュアンスの、創業時から一緒に走ってきたからこそ言えるセリフ。そのほかにも、ベン・アフレック演じるフィル・ナイトのセリフ「走ればわかる」や、「禅」に影響を受けたことが端々に現れるセリフが面白かったです。禅に影響を受けたと言えばまっさきにアップル創業者スティーブ・ジョブスの顔が浮かんでいましたが、そのもっと前ですね。

この映画のノベライズがあれば、読みたいな、と思いました。

ともあれナイキといえば、創業者フィル・ナイトの『SHOE DOG』。『Air』は「負け犬たちの逆転勝利」がテーマになっており、ここでもDOGなのですね。

そして、「シューズ開発」といえば、つい先日読んだ池井戸潤の『陸王』。