読書『蔦屋重三郎 江戸を編集した男』(文春新書)田中優子著―江戸文化の専門家による解説本。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書『蔦屋重三郎 江戸を編集した男』(文春新書)田中優子著―江戸文化の専門家による解説本。

来る2025年のNHK大河ドラマの主役が「蔦屋重三郎」だということで、ここ1-2年で関連本が続々と刊行されている感があります。わたしがこれまでに読んだのは、小説二冊。いずれも「そんな人がいたんだ!」という驚きをもたらしてくれるものでした。

小説世界で面白さに浸ったあとは、実際のところどうだったの?の検証とまでは言いませんが、専門家のお話を聞きたくなりました。ということで、江戸の文化といえば、田中優子先生。2017年に、当時「法政大学総長」であった先生の講演会を聴きに行くことが出来たのは、思い返すほどにとてもラッキーなことでした。

本書は2024年10月20日刊行です。小説とはまた異なったアプローチでの「蔦屋重三郎の生きた時代」を読むことは、面白いばかりでなく学びになりました。「編集」の意味、「アバター」としての筆名や芸名など、現代のわたしたちの仕事につながるヒントがたくさんです。

『蔦屋重三郎 江戸を編集した男』(文春新書)田中優子著

読書『「ふつうの暮らし」を美学する』(光文社新書)青田麻未著

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読書『「ふつうの暮らし」を美学する』(光文社新書)青田麻未著

最近、異動のお伴に「新書」を選ぶことが増えています。小説はストーリーに入り込み過ぎて、うっかり電車を乗り過ごしそうになる危険があること、新書だとサイズも厚さも程好いのでバッグが重くなり過ぎないこと、などがその理由です。なかでも光文社新書は、美術系の考察に強いような気がしています。個人的に保存版的位置づけの本に、光文社新書が何冊も入っているもので、本屋さんではまずチェックする場所になりました。

さて『「ふつうの暮らし」を美学する』。サブタイトルに「家から考える「日常美学」入門」とあります。日常美学の入門書、とあります。「日常美学」という学術分野があることを、この本を見るまで知らなかったのですが、その字面から、自分がやろうとしていることに近しいものがあるかもしれないと勝手に想像して、手に取りました。

学術分野としては、哲学の領域に入るようです。たしかに、本文中に引用される何人かの研究者の主張する内容を見ていると、いかにも哲学的な「これは無理矢理でしょ!?」というような論旨展開も多々あり、久しぶり(学生時代ぶり)に哲学の面白さを垣間見ることが出来ました。

著者の言わんとすること、日常美学とは簡単に言うとどんなものなのか、なぜこの本を書いたのかは、序章を読むことで明らかになります。そのなかから、わたしがピンときたのは、

  • 美学は「感性の学」である
  • 美しくない芸術もある
  • そもそも芸術と日常を峻別することができるという前提は、西洋近代に特有のもの
  • 芸術という概念抜きに発展してきた文化
  • 生活のなかで実践される「美」、「芸術」
  • 文化がかたちづくられる以前に、私たちは生きていくなかで自然に感性をはたらかせている

というようなところ。

とにかく新しい分野だということで、帯にも「気鋭の若手研究者による唯一の入門書」とあります。興味のある方は、ぜひ読んでみてくださいね^^

『「ふつうの暮らし」を美学する』(光文社新書)青田麻未著

読書『可及的に、すみやかに』(中央公論新社)山下紘加著

こんいちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書『可及的に、すみやかに』(中央公論新社)山下紘加著

いつものカメリアステージ図書館新刊棚より。この場所のおかげで、たくさんの「はじめまして」の小説家さんに出会います。ふと気がつけば、そうした作家さんの多くが、わたしよりもお若い方々。だんだんと、そんなふうになってきますね(笑)。そしてこれは洋書・邦書問わずなのですが、すごい!と思ったら若い女性の作家さん、ということが最近とみに増えてきました。

本書の著者、山下紘加さんもそんななかのお一人。と思ったら、2年ほど前に著書『あくてえ』を読んでいましたので、厳密には「はじめまして」ではありませんでした。『あくてえ』は、家族の問題てんこ盛りのヤングケアラーの物語でした。

さて『可及的に、すみやかに』。こちらも家族の問題を扱った中編二編が収録されています。タイトルは『掌中』と、表題にもなっている『可及的に、すみやかに』。ふたつとも「母と子」の関係を描いています。母の目線で「母と息子」を軸に物語が進む『掌中』と、娘であり母である立場から描かれる『可及的に、すみやかに』。どちらも、じりじりとする立場の痛みが伝わってきて、苦しくなりながらも目が離せませんでした。

物語の主人公と読んでいる自分に性格的に重なる部分がまったく無くても、そうなってしまう主人公の追い詰められた感じはなんとなくわかる、というのが、読みながらの感想でした。スマホに残る指紋の跡のこととか、鏡にやつれたおばさんが映っていると思ったら自分だったとか、細かい描写に心当たるところが、登場人物への共感につながります。光が見えそうだと思ったらあっけなくひっくり返されるラスト。むしろ残念な状況が続くことを予感させる終わり方にも、リアリティを感じました。著者追っかけをしてみたいと思います。

『可及的に、すみやかに』(中央公論新社)山下紘加著

「令和6年度デザイン開発ワークショップ」第3回目は、一人(一社)につき一時間の贅沢ブレスト。

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「令和6年度デザイン開発ワークショップ」第3回目は、一人(一社)につき一時間の贅沢ブレスト。

福岡県の新事業支援課の事業のひとつ「デザイン開発ワークショップ」。わたしが参加する北九州地区では、西日本工業大学の梶谷克彦先生、株式会社GKデザイン総研広島の遠藤大輔さん、株式会社宣研の重松依子さんが、アドバイザーを務めてくださっています。昨日はその三回目。参加社数は4社なので、そもそも少数でじっくり取り組める体制なのですが、インフルエンザで2社が欠席となり、いつもにも増して濃い時間となりました。

この日の成果と宿題は、以下5点。

  • エントリーモデル(普及版)作品群としてのシルクスクリーンは、独自のブランディングストーリーを作る。
  • 入口はひとつ(=藤吉憲典)。そのなかで、エントリーモデルからハイエンドモデルへのステップをストーリー化する。
  • なぜこの作品群が生まれたのか?
  • すべての普及版作品に添付することのできるブランドストーリーの小冊子化。
  • 額装・作品のアレンジ→世界観を示す「実際に飾ってある場所」の写真や動画。
藤吉憲典 昇龍

やりたいことに対して、次にすべきことが明らかになるこの時間は、ふだん一人で仕事をしているわたしにとって、とてもありがたく貴重です。次回に向けて、しっかり準備を進めます^^

読書『哀しいカフェのバラード』(新潮社)カーソン・マッカラーズ著 /村上春樹訳/山本容子銅版画

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読書『哀しいカフェのバラード』(新潮社)カーソン・マッカラーズ著 /村上春樹訳/山本容子銅版画

いつものカメリアステージ図書館新刊棚。本の色合いに惹かれて手に取れば、表紙に並ぶ名前にびっくり。これはとりあえず借りねばならぬ、となりました。というのも、村上春樹さんの訳に、山本容子さんの銅版画による挿絵。実は肝心の著者であるカーソン・マッカラーズさんのお名前は存じませんでしたが、そこはご愛敬ということで^^;

なんとも奇妙な読後感が残るお話でした。結末で誰一人幸せにならないどころか、光も見えない。あとがきに村上春樹さんが「主要登場人物である三人のいずれにも感情移入し難い」というようなことを書いているのですが、まさにその通りなのです。ただしばらくすると、これもまたあとがきに書いてある「登場人物それぞれが抱えている、ある種の欠落」を、自分のなかにも多かれ少なかれ認めることができるからこそ、無視できない小説になっているのだろうと思えてくるのです。

そんなわけで、カーソン・マッカラーズ著に俄然興味が湧いてきました。村上春樹さんの訳で既刊が2冊あるようなので、まずはそちらから読んでみたいと思います。

『哀しいカフェのバラード』(新潮社)カーソン・マッカラーズ著 /村上春樹訳/山本容子銅版画

郷育カレッジ講座「自然と人がともに生きるまちへ」で学んでまいりました。

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郷育カレッジ講座「自然と人がともに生きるまちへ」で学んでまいりました。

福津市民のための生涯学習システム「郷育カレッジ」。九州工業大学教授で現在(2024-2025年)「日本景観生体学会」の会長を務めておられる、伊藤啓太郎先生の人気講座です。念願かなって参加できました。正式タイトルは、

「自然が人ともに生きるまちへ~世界とふくつの自然・風土・ランドスケープ~」

で、「ふくつの自然・風土の素晴らしさと魅力、環境を育ててゆく方向性について、世界の街や文化を紹介しながら楽しく考えます」(令和6年度郷育カレッジパンフレットより)という講座です。

世界のあちらこちらのプロジェクトに呼ばれ、研究をなさっている伊藤先生。まあとにかく知見が広く、話が面白いです。学術的なことも、わたしたちにわかるようにやさしい話し言葉で説明してくださいました。広く世界の実態に目を向けながら、足元の、自分たちが暮らす場所の課題と、その解決に向けて自分たちに少しでもできることを考える。おかげさまで少しは視野が広がったような気がしました。受講生の皆さんも深くうなずきながらお話に聞き入っておられ、とても良い雰囲気の1時間半でした。

個人的には、この講座で出会った新しいキーワードに、興味をそそられました。

  • 人新世(じんしんせい/ひとしんせい)
  • 万人権(ばんにんけん)
  • ランドスケープからオムニスケープへ

これからこの三つのキーワードに、緩くアンテナを張っていきたいと思います。

講座終了後に、受講生のお一人が「こんなすごい先生が地元にいらっしゃることを知りませんでした」と話しかけてくださいました。郷育カレッジではカリキュラムを検討する際に、「福津市の郷育カレッジだからこそできる講座・やるべき講座」を最も大切にしていますので、このご感想はとても嬉しいものです。そのような講座が実現できるのも、講師を務めてくださる皆さんが、(驚くほど薄謝であるにもかかわらず^^;)地域のためと快く引き受けてくださるからこそ。あらためて、ありがたいなぁと思いました。

読書『大転生時代』(文藝春秋)島田雅彦著

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読書『大転生時代』(文藝春秋)島田雅彦著

いつものカメリアステージ図書館新刊棚。ド派手な装丁に目を奪われ、タイトルを見て「ん?」となり、著者名を見て「おお!」となり、これはもう借りるしかないでしょうという一冊です。

島田雅彦さんの名前を久しぶりに見ました。島田雅彦さんの著書、大学生の頃とかに何冊か読んでいるはずなのですが、内容をほとんど覚えていません^^;。80年代から90年代にかけて、テレビや雑誌などのメディアでの印象の方が強く残っています。わたしのなかでのイメージは、おしゃれでナルシストで皮肉屋でとっても頭の良い人、というところ。そうそう、「詩のボクシング」でのイメージも大きかったです。

さて『大転生時代』は、これぞザ・エンターテインメントという感じでした。文藝春秋サイトでの紹介によれば「純文学×SF」ジャンル。すぐ目の前の近未来、あるいはわたしが知らないだけですでに始まっているかも知れない現代とも思える設定で、少なからず怖さを感じる物語でもあります。正直なところ、笑えません。

長編です。が、スピード感にのってサクサク読み進みました。あれ?ずいぶん残りページが少なくなってきたけれど、まだ、ストーリー的に完結しないよね?と思うままに最後のページへ。いや、これ絶対続きあるでしょう!?という感じです。困りました(笑)。「完」とも「つづく」とも表記が無いので、表紙のタイトルに「1」とか「上」の文字を探しましたが見当たらず。うーん。

読後の感想は一言「島田さん、続きお願いします!」です^^

『大転生時代』(文藝春秋)島田雅彦著

読書『長い読書』(みすず書房)島田潤一郎著

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読書『長い読書』(みすず書房)島田潤一郎著

いつものカメリアステージ図書館新刊棚より。タイトルに惹かれました。島田潤一郎さんというお名前には憶えがありませんでしたが、一人出版社「夏葉社」を立ち上げた方と聞いて、その話はなんだか聞き覚えがあるかも、と思ったのでした。11月の初めに本のイベント「BOOK MEETS FUKUOKA 」に足を運び、小さな出版社や、独立系書店が頑張っている姿を感じたところでしたので、個人的にとってもタイムリーな出会い。

さて本書。ジャンルとしては、エッセイなのだと思います。が、単にエッセイと紹介するには足りないような…と思っていたところ、本の背表紙に載っている解説に「散文集」とあって、しっくりきました。本にまつわる考察は果てしなく、いろいろな考え方があるなかで、1つの文章に深くうなずきました。

「たいせつなのは、個人的なことだ。その人にしか感じられないよろこびや悲しみ。あるいは、ほかの人からすればどうでもいいような人間関係。そういうものが守られなければいけない」(『長い読書』島田潤一郎著より)

だからこそ、一人で出版社を立ち上げたのだなぁと。

『長い読書』(みすず書房)島田潤一郎著

九響の演奏会「名曲・午後のオーケストラ」を聴きに行ってきました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

九響の演奏会「名曲・午後のオーケストラ」を聴きに行ってきました。

勤労感謝の日は、アクロス福岡シンフォニーホールでの九州交響楽団(九響)のコンサートへ。上の写真は、つい先日登山報告をした「アクロス山」。シンフォニーホールの裏側にあたります。九州交響楽団の演奏会「名曲・午後のオーケストラ」は、休日の午後にあるので、ゆっくりした気持ちで足を運べます。ホールに入る前に、またアクロス山に登るのもいいな、などと思いつつ。

…のはずが、時間に余裕をもって駅に行くと、どこかでの踏切事故の影響で電車のダイヤが大きく乱れておりました。えー!と思いつつも、次に来た電車にとりあえず飛び乗り。早めに出ててよかったと思いつつ、これならバス移動でも開演に間に合う!という時間に無事博多駅に到着。ところがバス停に並んでいたら、今度はなかなかバスが来ません。あれ?と思って到着予定を示すパネを見たら、1時間以上前に出発しているはずのバスが、発車前の状態で表示されていました。イライラし始めたお客さんが係員さんに問いただすと、どこかで事故などがあったわけではなく、週末の道路混雑が理由だということで。

これはタクシー使うべきかしらどうしようかしらと悩みつつも、列を離れられず、腹を括ることに。やっと到着したバスに乗る頃には、すでに開演時間を過ぎていました。「こんなことならお金かかっても最初からタクシー使うんだった…」とも思いましたが、仕方ありません。こういう時の判断は、なかなか難しいですね。

会場に到着すると、すぐに係員の方が寄ってきて「演奏が始まっているので、次は3曲目が終わったときにしか、中に入れません。今2曲目なのですが、2曲目終わったらすぐ3曲目がはじまるので。入るタイミングにはわたしがご一緒しますので、それまでこちらでご覧になりますか?」と、演奏の様子をリアルタイムで映している大きなモニター前にご案内くださいました。

なるほど、演奏会の様子はこうして生中継?されて、ロビーで観れるようになっているのねと、初めて知りました。しばらくモニターを眺めてから、席が三階なので早めに上に移動する旨を係員の方に伝えると、にこやかに案内してくださいました。扉の外のロビーに腰かけて待つ間も、ずっと音はきれいに聞こえていて、それも初めて知ったことでした。これはありがたい。

3曲目が終わるタイミングで、係員の方がサッとホールに続く外扉と中扉を開け「どうぞ!」と促してくださいました。あわてて係員の方の足を踏んでしまいながら「ごめんなさい!ありがとうございます!」と頭を下げてホールに入り、無事席に着くことができて一安心。ふと見下ろすと、1階の席にも、このタイミングで駆け込んだ遅刻組の方がいらっしゃいました。観たくてチケットを買うのですから、遅刻したお客さんは(わたしも含め)自身が一番「痛恨!」なわけで、その気持ちを組んでくださるような係員の方々の対応に救われました。その後の約1時間半、ゆっくりと演奏を堪能することが出来ました。

わたしが今年鑑賞した演奏会のなかで、今回は唯一声楽が入っていました。ソプラノの高野百合絵さんの歌声に感動しまくり、すぐに演奏に没入。席に着くまでのドタバタを吹っ飛ばしてくれる、すばらしい時間を過ごすことが出来ました。遅刻のおかげで、演奏会運営の一側面を拝見することができたことも、貴重な経験でした。

博物館学芸員研修「オンライン語り場」―「不登校児童生徒を支える博物館活動」に参加しました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

博物館学芸員研修「オンライン語り場」―「不登校児童生徒を支える博物館活動」に参加しました。

2016年からお世話になっている、九州産業大学の緒方先生が責任者を務める博物館学芸員のための技術研修会。令和6年度も文化庁「大学における文化芸術推進事業」連続講座・オンライン語り場が開催されています。今年度のテーマは「地域の子ども、若者を支えるミュージアム活動」。今回は、福岡県北九州市にある「いのちのたび博物館」さんからの報告でした。いのちのたび博物館というのは通称で、正式名は北九州市立自然史歴史博物館。北九州市は、美術館も博物館も動物園も充実しています。もともと製鉄で栄えた一大産業地ではあるものの、斜陽となったのちも、文化的な社会教育施設が維持され機能している、その理由が垣間見えるような報告でした。

以下、備忘。


  • MT(ミュージアムティーチャー)と学芸員の協働。
  • MTは、来館者や学校と、博物館をつなぐ役割を受け持つ。
  • 北九州市教育委員会が提唱するセカンドスクール事業。
  • 「博物館は第二の学校」
  • 学校では得られない知識習得や体験活動。
  • 「未来へのとびらオンライン授業」
  • 教育委員会主導→博物館施設への依頼。
  • 博物館からオンライン授業を中継して、学習への興味を。
  • 展示解説+クイズ+質問コーナー。
  • チャット(匿名性・発語ではなく入力による会話)の良さ。
  • オンライン=自分が安心して居られる場所から参加できる安心感の確保。
  • 博物館授業に参加することによる新たな発見・知的好奇心の高まり・探求心や意欲の向上→外界への意識の高まり・「行ってみたい」行動の喚起。
  • 事後アンケートにより児童・生徒の振り返りを促す:質問項目の作り方への工夫。

以上、北九州市自然史歴史博物館「不登校児童生徒を支える博物館活動」より

  • 教育委員会との連携、学校との連携、横のつながり。
  • 声をかけてもらえるような関係づくり、取り組みのアピール。
  • 学校教育のなかでは埋もれてしまう子どもたちが、安心して居れる場所・活躍できる場でありたい。
  • 社会包摂。
  • 多様な窓口、多様な切り口を作る→発信。
  • 図書館に続け!

以上、語り場(ルーム6)より


今回も学びの大きい90分でした。ご一緒させていただいた皆さま、ありがとうございました!