お取引先様との、いい話。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

お取引先様との、いい話。

お昼ご飯を食べながら、ダンナとしゃべっていたときのこと。今の納品が一段落したら、有田(佐賀)に行かなきゃね、という話になりました。

花祭窯で「お取引先様」というとき、作ったものを販売をして下さるギャラリーさんがおられる一方で、作るための材料を用意してくださる業者さんがいらっしゃいます。やきものの原材料となる陶土(陶石)、釉薬、絵具や、筆などの備品など。これらの仕入れには、独立当初から佐賀有田エリアの専門業者さんにお世話になっています。

「そういえば、けっこう皆、うちの情報見てくれてるんだよ」と、いつもお世話になっている、赤絵の絵具屋さんの話に。曰く、画面越しの写真で見ていても、その色合いで自分のところで作った絵具だとわかるようで、自分のつくった絵具で絵付されたものがロンドンや上海に行き、海外でもいろんな人に見てもらえていると思うと、とても嬉しくなる、とおっしゃっていたとのこと。

どうやら、お世話になっているいろいろな業者さんが、そのような気持ちで見ていてくださっているようです。そんないい話は、すぐに教えてよ!とダンナに言いつつ、とても温かい気持ちになりました。ホームページもSNSも、お客さま向けの情報発信に偏りがちですが、うちの仕事を取り巻くいろいろな立場の方々が見てくださっていることを、あらためて思いました。

そういえば、このところ仕入はダンナに任せきりで、有田に出向いていなかったワタクシ。自分も一緒に足を運ばなきゃな、とも反省した昼休みでした。

ホームボディ経済。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

ホームボディ経済。

福岡アジアビジネスセンター主催のウェビナー「 変化をチャンスに変える! ネクストノーマル時代のヒントになるビジネス戦略と実践(米国編)」に参加しました。

講師は、北米でマーケティングコンサルタントとして活躍するYKA Ltd. Co (EZGlobal123)代表の村井 清美 氏。約1時間の短いセミナーでしたが、コンパクトでわかりやすく、集中できました。ブログタイトルの「ホームボディ経済」は、ウェビナー中登場した多数のカタカナ単語のなかで、個人的にもっともインパクトがあったもの。上の写真は関係ありませんが、「家にいる時間が長い」の私的イメージ。

以下、備忘。


  • ホームボディ経済=家で過ごす時間が長い。
  • デジタル化が3-4年分一気に進んだ。
  • オムニチャネル化の成否が生き残りを左右。
  • 多様化多数化した顧客との接点を、いかにシームレスにつなげていくか。
  • サスティナビリティの重要性への傾倒。
  • 米国内BtoBでもオンライン商談があたりまえ=距離に関わらずチャンス。
  • 既存のプラットフォームに乗るのではなく、独自に直接進出するチャンス。
  • 長期計画を推進する重要性(コロナへの短期・単発的な対応ではなく)。
  • 「信頼している人から購入」の傾向がより強く、明確に。
  • ベストプラクティスの活用=顧客の信頼を最優先。タイムリーに決断する。

「 変化をチャンスに変える! ネクストノーマル時代のヒントになるビジネス戦略と実践(米国編)」YKA Ltd. Co (EZGlobal123)代表の村井 清美 氏 より


今や「会わずに商談」があたりまえというときに、補完する方法として「電話」の役割が見直されてくるかもというニュアンスを感じました。またセミナー後の質疑応答で、コロナ以前への回帰はあり得ないことを説明するのに、「新車は一度でも乗ったら中古車であり、新車には戻れないのと同じこと」とおっしゃったのが、面白かったです。

念願の蕎麦猪口棚!

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

念願の蕎麦猪口棚!

ついに手に入れました。100客以上の蕎麦猪口を一覧できる蕎麦猪口棚。蕎麦猪口コレクションを販売するようになってから20年来、ずっと憧れていた景色です。

この専用棚をフルオーダーでつくってくださったのは、お友だちの大川家具ドットコムさん。福岡・大川は家具の産地。大川家具ドットコムさんでは、腕の良い信頼できる家具職人さんとタッグを組んで、業種に合わせたフルオーダーものもいろいろと手掛けておられます。

大川家具ドットコムさんに蕎麦猪口棚を作っていただきました。

陳列棚としての美しさはもちろん、種類別の在庫が一目瞭然となる機能性。空いているマスは埋めたくなるのが人情ですから(笑)、このところ慢性的に在庫不足状態の蕎麦猪口も、徐々に充足していくはず…というわけで、在庫管理にもばっちりです。棚の裏側は、バックヤードスペースになります。

大川家具ドットコムさんに蕎麦猪口棚を作っていただきました。

それにしても、さすがプロですね。制作前に現場を実際に見なくても、ここまできちんと汲み取っていただけるものなのだなぁ、と感嘆しました。オーダーの際は、設置場所と周りの写真を送り、こちらの要望を図と言葉とサイズで説明して、という簡単なやりとりでしたが、ばっちりでした。

大川家具ドットコムさんに蕎麦猪口棚を作っていただきました。

設置には、棚を制作した職人さんが一緒に来てくださり、制作にあたり、特に重視してくださったポイントなどを、直接伺うことができました。こちらが指定した設置エリアの高さ・広さとマスの数に対して、使う板の厚さをどう考えるか。家具が主張するのではなく、展示した器が主役として美しく見えるよう、仕切り板の厚さをミリ単位で調整すること。そのうえで、十分な強度を持たせること、そのバランスなどなど…。とにかく丁寧なお仕事ぶりで嬉しくなりました。

大川家具ドットコムさんに、花祭窯の蕎麦猪口棚を作っていただきました。

元からそこにあったかのように馴染んでいながら、空間のインパクトが格段にアップしました。お願いして、ほんとうによかったです。

今回お世話になった大川家具ドットコムさんのサイト。

実はもう一つ、フルオーダーで作っていただきたいものがあります。近々実現できるといいな、と思いつつ。

The beauty of Japanese porcelain ; The works by Kensuke Fujiyoshi (003)

Good morning! This is Yuri. I am a wife/manager of Ceramic Artist Kensuke Fujiyoshi. Kensuke is an artist of fine porcelain.

A set of stacked boxes,
ICHIMATSU checked design,
under glaze blue

We started showing the beauty of Japanese fine porcelain through the artworks of ceramic artist Kensuke Fujiyoshi. All of his works are based on the traditional techniques of Hizen jikiHizen jiki which is known as Old Imari is one of the traditional Japanese crafts kogei which has been handed down over 400 years, since Edo period (1615-1868).


A set of stacked boxes, ICHIMATSU checked design, under glaze blue (2019)
Kensuke Fujiyoshi
H. 7.5 (3.5 each), W. 7, D. 7 (cm)

染付市松文二段重箱 藤吉憲典
染付市松文二段重箱 藤吉憲典
染付市松文二段重箱 藤吉憲典

We think that the real value of the Japanese crafts include their beauty and their usefulness. What would you like to put in the Box? I’d like to put some Japanese seasonal sweets in it.

We can use facebook messenger. Please feel free to ask me in English if you have any question about the work.

「和」な写真と英文テキスト。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

「和」な写真と英文テキスト。

藤吉憲典公式サイトリニューアル中。ウェブデザイナーさんが仕事しやすいように、素材となる画像を用意し、テキスト(文章)を日本語・英語で用意するのが、今のわたしに課せられた使命のひとつです。伝えたいことがちゃんと伝わるように、その素材をどこまで準備できるか。

そんなことを考えながら、資料をいろいろ見ていてあらためて思ったのが、「日本的なビジュアルと英文の組み合わせって、見た目にカッコいい」ということでした。上の写真は手前味噌ですが、なんだかこれだけでも雰囲気いいなぁと(笑)

なぜそう感じるのか、わたしだけの感覚なのか。なんとなくカッコいい、の要素が具体的に理解できたなら、いろいろなコンテンツの作り方も、そこに合わせてもっと変わっていくのでしょう。わたしは今のところ、感覚的にしか理解できておりません。もう少し突き詰めて理解できるといいな、と思いつつも、そのためにウェブデザインのプロがいるのよね、とも。

今度のサイトは、写真と日本語と英語の組み合わせが要になりそうです。

福津市は花の産地でもあるので。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

福津市は花の産地でもあるので。

昨日に引き続き、花の話題^^

花祭窯の近所にはお花屋さんが無いのですが、その代わりに農産物直売所などのお店で、気軽に地元の花農家さんの花を手に入れることができます。庭に花が少ない季節は、お散歩がてら近所の「お魚センター」へ行けば万事解決。

「お魚センター」で、新鮮な季節のお花が手に入るのです。お魚やお野菜と同様、お花もまた、新鮮なものはより美しく、持ちが良く。先日手に入れたのは、トルコキキョウ一束150円也。ほんとうにいいの?というありがたい価格です。

白地に紫色が入ったトルコキキョウ。色合い的に少し寂しいかも…と思いながら生けたものの、どうしてどうして杞憂でした。生けた日から次々に花が開き、重なる花弁が清楚ながらもゴージャスです。八重なんですね。

お花を買うときは「つぼみがたくさんついているものを」と、ついつい欲張ってしまいます。その欲張りぶりに応えてくれるように、思った以上につぼみがたくさんついていました。まだまだ見頃が続きそうです。

おかげさまで、三カ所の花器がすっかり華やかになりました。

花祭窯の7月の庭。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

花祭窯の7月の庭。

梅雨明けが待ち遠しい今日この頃。ここ数日の蒸し暑さや、晴れたときの空と海の青色を見ると、もうそろそろその日が近いと感じます。

みずみずしいグリーンが主役だった6月の次は、華やかな花の季節です。とはいえ花祭窯の小さな庭では、夏のあいだに咲く花は種類が多くはありません。そのぶん、つぼみがつき、ふくらみ、今にも咲くかという「待つ時間」がまた楽しみなのです。

7月に入ってからの主役は、二種類の百合の花です。

先に咲いたのはこちら、オニユリ。このオレンジ色を見ると、一気に元気が出てくるから不思議です。夏の強い日差しが似合う色ですね。

花祭窯の7月の庭。

そして、カノコユリ。

いずれも球根から植えて、3年目ぐらいから花がつくようになりました。今年はオニユリが三つ、カノコユリは二つの花が咲きました。

球根が増えたり、種が落ちたり、年を経るにしたがって、花がたくさんつくようになるよ、という庭師さんの言葉を信じて、毎年夏の楽しみになっています。

藤吉憲典公式サイトリニューアル中。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

藤吉憲典公式サイトリニューアル中。

英語版サイトをちゃんと作ったのが2016年。そう思うと、まだ4年しか経っていないのですが、現在リニューアルを進めています。ふと、ホームページの賞味期限はどれくらいなのだろう…と考えたりもしましたが、一概には言えませんね。

仕事(市場)環境が変わったり、新たに目指すところが明確になったりして、公式サイトで表現していることとズレがあることに気づいたら、変え時かなと。そういう意味では、内的にも外的にも変化の要因が重なってきた今は、リニューアルのタイミングとして良さそうです。

今回、リニューアルを担当してくださるWebデザイナーさんと共有しているキーワードは「シンプル」。見る人にとってシンプル=わかりやすいか、運用する側にとってシンプル=簡単か。どうするのが良いか迷ったときには「それはシンプルか?」を問い続ければ、おのずととるべき道が見えてきます。

サイトの構成は決まり、現在デザインが出てくるのを待っているところです。一方で、日英のテキストを準備するのはわたしの仕事。そう、日本語と英語両方で制作するのが、今回のリニューアルのポイントのひとつでもあります。ここ数週間、絶賛文章制作モード。上の写真はその原稿の一部です。

ともあれ、まずはデザインが上がってくるのが楽しみです。リニューアルの完成は9月頃を予定^^

The beauty of Japanese porcelain ; The works by Kensuke Fujiyoshi (002)

Good morning! This is Yuri. I am a wife/manager of Ceramic Artist Kensuke Fujiyoshi. Kensuke is an artist of fine porcelain.

A set of stacked round ware,
chrysanthemum and clematis design,
over glaze enamels

We started showing the beauty of Japanese fine porcelain through the artworks of ceramic artist Kensuke Fujiyoshi. All of his works are based on the traditional techniques of Hizen jikiHizen jiki which is known as Old Imari is one of the traditional Japanese crafts kogei which has been handed down over 400 years, since Edo period (1615-1868).


A set of stacked round ware, chrysanthemum and clematis design, over glaze enamels (2019)
Kensuke Fujiyoshi
H. 9 (4 each), Φ. 9(cm)

赤絵筒型二段重箱 藤吉憲典
赤絵筒型重箱 藤吉憲典
赤絵筒型重箱 藤吉憲典

Red is a color of charm. The Chrysanthemum motif has been preferably used for Kogei Japanese traditional handicrafts, as an auspicious omen motif. That is good to celebrations and festive occasions.

We can use facebook messenger. Please feel free to ask me in English if you have any question about the work.

「工芸の英訳ガイドライン」見っけ!

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

「工芸の英訳ガイドライン」見っけ!

何の世界でも同じだと思うのですが、仕事上、英語で話したり書いたりする際に悩ましいのが、業界の専門用語や、日本語に特有のニュアンス。どんな言葉を使えば伝わるのやら頭を抱えることがしばしばあります。

そんな先日、まったく偶然に発見したのが、一般社団法人ザ・クリエイション・オブ・ジャパンなる団体さんが出しておられる「工芸の英訳ガイドライン」。まさに「こんなのが欲しかった!」を見つけました。

サイトで情報を確認したところ、このガイドラインは2018年にできたようです。手掛けられたのがどのような団体さんなのかはよく知らないままに、まずは中身チェック。国内外の美術館博物館関係者の方々が実際にどのような判断(理由)でどのような用語を用いているのかが載っていました。

現場の最前線に立つ学芸員さんはじめ、美術館顧問、美術出版関係者、学術的研究者の方など、日本語ネイティブ、英語ネイティブ両方の複数の意見、実際どうしているかが載っているのがすごいと思いました。とても参考になったので、即ダウンロード。

「これが正しい」というよりは「こう書くことで、より正確に伝わる」という視点で書かれた英訳ガイドライン。英訳する際に、なぜそのように表記すべきなのか理由がわかるというのは、とてもありがたいものです。

同じ日本語に対して数種類の「伝わる英訳」が上げられている場合、それを推薦している方の所属と、その方がおっしゃっている理由を見ることで、自分が使うべき訳を決めることができます。どこの国で、どういう機関・施設で、どのような仕事をなさっている方が使っているのか。自分が伝えたい相手に近いところで仕事をしている方の訳を優先的に選ぶことができるのは、画期的なことです。

これまでは、やきもの関連の英訳の際、陶磁器を扱う美術館博物館の図録や美術展の図録を引っ張り出して、そのなかにある英文から表現方法を探し出して参考にする方法を取っていました。分厚い図録を繰って必要な表現を探すのは一苦労でしたが、これからはこの「工芸英訳ガイドライン」にかなり助けてもらえそうです。

嬉しい^^