こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
ネコに猫じゃらし。
モデルは友人の愛猫だった「ジークフリート」さん。赤いスカーフがトレードマークです。

そういえば、過去にはこんなのもありました。

猫じゃらしといい、毛糸玉といい、猫との相性抜群の組み合わせ。遊び心がデザインを面白くしますね。
花祭窯(はなまつりがま)おかみの仕事周りの話題。
こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
環境が創作活動に与える影響には、目に見えやすいもの、目に見えにくいもの、いろいろあるのですが、こうして作品のモチーフになるとわかりやすいですね。どのような景色がつくり手の目に映ったのか、イメージが浮かびます。
創業地である佐賀の花祭は、「里山」と呼ぶのがピッタリの場所です。目にするウサギと言えば、その辺を走る野で、田んぼや畑や空き地には、春になるとレンゲ草がたくさん。
陶芸家・藤吉憲典の仕事は、自分が愛する美しい風景を形に遺すことができる仕事です(^^)
こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
最初の1頭目のカバを作ってから、もう何頭目でしょうか。 これも藤吉憲典の定番スタイルとなった「カバとロータス文様」の組み合わせです。
MET、ニューヨーク・メトロポリタン美術館の人気者、カバのウィリアムさんが我が家にやってきたのは、13年前。友人が、息子の1歳の誕生日祝いに、ウィリアムさんのリュックを贈ってくれたのでした。
エジプトピラミッドの副葬品として発掘されたカバの置きもの。同様の出土品は、大英博物館でも観ることができます。
「藤吉憲典がカバのウィリアムさんをつくると、こうなる」。古代の造形美術の魅力に、息子の成長という個人的な想いをつなげて、作品に昇華することができる仕事なんですね。
こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
愛犬たろうと彼の走り回る野原の景色。まさしく日々の生活のなかから生まれたモチーフと言えます。なずなの文様は藤吉憲典の定番ロングセラーとなりました。
陶芸家・藤吉憲典の仕事は、自分が愛する美しい風景を形に遺すことができる仕事です(^^)
こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
この季節に嬉しいモチーフ。色鮮やかな紫陽花に、ラッキーシンボルでもあるカエルの組み合わせ。花祭窯の創業地、佐賀の花祭の山のなかで、この季節になるといつも目にしていた風景です。
陶芸家・藤吉憲典の仕事は、自分が愛する美しい風景を形に遺すことができる仕事です(^^)
こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
最新版が完成して、ご機嫌さんです(^^)
ショップカードという言い方が正しいかはわかりませんが、陶芸作家の履歴書的な「陶歴」とも異なる、花祭窯のカード。
前回のショップカードはいつ作っていたのかしらと振り返ったら、2017年10月でした。毎回楽しみなのは「どの写真を使おうか」の選択。今回は abc photoの赤司さんに撮っていただいた最新の写真があったので、いつにも増して選ぶのが楽しかったです。
最近は、カードを新しくするたびに文字情報が減る傾向にあります。最初のころはなにかと情報を詰め込みがちでしたので、「これは説明しなくてもいいよね」と省けるようになってきたのは、個人的には好いことなのだと思っています。
今回も印刷は、「印刷通販ならWAVE」さん。満足の仕上がりです。
こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
創業から23年目に入った花祭窯。わたしたちにとって、花祭窯を継続するということは、「陶芸作家・藤吉憲典」を生業(なりわい)として成り立たせるためにどうしたらいいか?の問いかけに答え続けることです。これまでもこれからも、ずっとそうなのだろうと思います。
「陶芸作家」を名乗っている人は世のなかにたくさんいます。プロもアマチュアも同じように名乗るし、プロのなかでも専業作家と兼業作家があります。集合体の代表としてのプロデューサー的「作家」業も一般的です。 その在り方は千差万別。これは「アーティスト」や「芸術家」も同じですね。
陶芸作家としていろいろな在り方があるなかで「ほんとうにやりたいことは何か」「何をプライドとするのか」が、常に自分たちの進むべき道の基準になってきました。事業における「志(ビジョン)」とか「使命(ミッション)」とか言われる部分。
目指す方向に進んでいくためには、常に「新しい何か」に取り組みながらの変化が生まれました。そして新しいことを採り入れるときには、必然的にそれまでのやり方との決別や見直しが伴います。それが小さなことであっても「スクラップアンドビルド」の繰り返し。
これまでうまくいってきた部分を新しい要素に置き換えることは、上手くいっていなかった部分に改善を試みることよりも、心理的にプレッシャーがかかります。いろいろと準備をしても「これで十分」と思えることはほとんどなくて、たどり着くのは「イチかバチか」の心持ち。
そんなわけで、23年目に入った今も「生業としての、陶芸作家」の「自分たちが求める、あるべき姿」への探求は続いています。20年後も30年後も、同じことを言っているような気がしますが、もしかしたら、その探求の試行錯誤こそが醍醐味なのかもしれませんね。
こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
6月2日(日)~3日(月)桃居さんにおじゃましておりました。つくり手であるダンナは、初日から二日目にかけて在廊。期間中たくさんの方にご挨拶することができて、とても嬉しい滞在となりました。
今回は、テーマを「蓋もの」と絞り込んだため、これまでのような食の器を期待してお越しくださったお客さまには、少しびっくりなさるかもしれないと思いながらの個展スタートでした。そんな気がかりもあって、今回の作品群についてお客さまから質問があればひとつでも多くお答えしたいと思い、ダンナと日程をずらして滞在しておりました。
国内のギャラリーでこのようにまとめて「蓋もの、箱もの」をご覧いただく機会は、今回が初めて。初めての取り組みというのは、やはりいつも結果が読めずにドキドキするものです。まずはとにかく、作家が楽しんでつくった作品を、お客さまが楽しんでご覧くださったらいいな、の一心でした。
ご来場の皆さんがワクワクした表情で蓋を開けてご覧になったり、「一番お気に入りの箱」をお探しになるにこやかなご様子を拝見して、少しホッと致しました。
桃居さんでの藤吉憲典陶展2019は、6月4日(火)が最終日。全展示作品は藤吉憲典公式サイトでもご覧いただくことができます。
こんにちは。花祭窯おかみ・ふじゆりです。
数カ月前にアカウントを開設するも「こまめにツイートする」に至らず、いまだまったく使いこなせずにおります。ご覧の通り、フォロワーの数もこれからどんどん増えてくれたら嬉しいな、というところ。
とにかくコツコツ続けることが大切!という友人の言葉に励まされ、ここ数日ちょこちょことつぶやいております。
やきもの・器・アート作品・彫刻・美しいものなどなどに興味のある皆さまのフォローをお待ちいたしております。よろしくお願いします♪
こんにちは。花祭窯おかみ・ふじゆりです。
2019年は西麻布桃居さんでの個展が最初。楽しみにしてくださる皆さまには、たいへんお待たせいたしました!の初日です。
今回の個展テーマは「蓋もの」。「蓋がついているもの」にこだわった結果、重箱・陶箱がいろいろと並びます。
和の箱、洋の箱。古典の写しから、コンテンポラリーアートと呼ぶべきものまで、培ってきた肥前磁器の伝統工芸文化・技術と現代美術との融合点をご覧いただける個展です。どうぞお越しくださいませ。
藤吉憲典陶展
2019年5月31日(金)→6月4日(火)
AM11:00→PM7:00(最終日PM5:00)
会期中無休
桃居
港区西麻布2-25-13
TEL03-3797-4494