国際物流個別相談会@福岡アジアビジネスセンター

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

国際物流個別相談会@福岡アジアビジネスセンター

福岡県の出先機関「福岡アジアビジネスセンター」に、またまたお世話になって参りました。

今回は国際物流。アートの物流は一般的な輸出入とは少々異なるため、セミナー形式の講座だと当てはまらないことが多々あると想定できて、足が向きませんでした。結果として「実際にやりながら学ぶ」ということになっていたのは、これまでにも記事にした通りなのですが…

今回の個別相談会では、これまでの経験で得た「うちの場合の方法」を、あらためて専門家目線で確認・アドバイスしてもらい、今後より安心して手続きができるよう、自分のためにきちんと手順化(マニュアル化)しておこうという意図をもって臨みました。

アドバイザーの松浦遼さんが、スムーズな輸出入のための書類の揃え方と、それぞれの根拠となる法律条文の確認など、今まで「これで大丈夫よね!?」と思っていた部分をがっつり説明してくださり、とてもクリアになりました。とくに根拠となる関税関連の法律条文を確認できたことが良かったです。

それにしても、福岡アジアビジネスセンターさんには、各種セミナー、個別相談会、アドバイザー個別コンサルティングと有意義な機会をたくさんいただいています。福岡県内で事業をする方に向けて「福岡アジアビジネスセンター活用術」のレクチャーができるかも(笑)と思うくらい。うちのような事業規模の小さい事業者に対しても、しっかりと向き合って対応してくださるのが、なによりありがたいです。

いつもありがとうございます<(_ _)>

 

創作活動を40年続けたら。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

創作活動を40年続けたら。

その先に何が見えてくるのか、はからずもそのひとつの在り方を拝見する機会をいただきました。

あらためて、2018年は台湾とのご縁でスタート。台北への出張のあとすぐに、陶芸家・藤吉憲典だけ今度は台南に飛んできました。

財団法人翡翠青磁文化芸術基金会の理事長・李壮源さんから、ぜひにとお誘いをいただき、台南にある蓮想・白荷陶坊で創作活動をなさっている台湾の芸術家・林文嶽さんの創作活動40周年発表会に同席の機会をいただきました。

絵を描いてもまったく値段がつかなかったという初期のころのお話から、創作活動の源「蓮」を中心に据えた創作環境を少しづつ整えていけるようになった現在までの感謝をご自身の口から聞き、また周りで応援してきた方々のお話で聞くことができたそうです。発表会のあとは蓮想・白荷陶坊に滞在し、環境と作品を体感。

国は違えど、同じ「芸術を生業とする者」として、少し前を歩く方の姿を実感する機会をいただくことができたのは、とても有難いことです。またつくり手にとってさらに心に響いたのは、そこで出会った「純粋に芸術を愛し、育み、伝えていくことを使命と感じている方々の存在」だったようです。

有難い機会をつくってくださった李壮源さんに心より感謝。近いうちにご恩返しできるよう頑張ろうと、決意も新たです(^^)

 

 

福岡のアート市場事情。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

福岡のアート市場事情。

昨年から、藤吉憲典のアート系作品を日本国内で観ることはできないかというお問い合わせを数件いただき、そうよね、と考えているところです。

ここ数年、アート系の作品は出来上がってすぐにロンドンに行ってしまうことがほとんどだったので、手元にないことが多く。工房の花祭窯に来ていただいてもご覧いただけないという状況が続いていました。

そこに、うえのようなお問い合わせ。「地元(日本というか福岡というか)の方々にも見ていただく機会をつくりたいな」という思いはほんのりとあるため、年末から少し下調べをしているところです。

そんななか、福岡・赤坂けやき通りにあるGallery MORYTAさんを訪問してきました。福岡県内のアート情報を発信するプラスフクオカを主催する村上さんが、MORYTAのオーナーさんはとてもフラットにものを見てくださる方だと教えてくださったので、お会いしてみたいな、と。

アポ無しでの訪問にもかかわらず、気さくに対応してくださり、気がつけば約2時間おしゃべり(笑)福岡のアートシーンの潜在力、日本のアートビジネスの方向性、各ギャラリーの取り組みなどについて話題が広がり、いろいろと教えていただきました。

正直なところ、日本のアートギャラリーのオーナーさんと、このように話が弾むとは思っていなかった(失礼しました<(_ _)>)ので驚きも少し。ともあれとっても楽しいおしゃべりでした。ありがとうございました。

というわけで、具体的にはまだ何も動いていませんが、これから「地元(日本というか福岡というか)の方々にも見ていただく機会」つくる方向でも動いてまいります(^^)

 

 

2018朝勉強会スタート。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

2018朝勉強会スタート。

気がつけば7年目に入る、花祭窯での朝勉強会。気張ったり気負ったりすることなく、ざっくばらんな雰囲気で続いているのがいいのかもしれません。ともあれ、毎月1回、朝から花祭窯に足を運んでくださるメンバーがいることに感謝です。

主催者(わたし)の独断で、今年から少し趣向を変えようと、近況報告の「最近どう?」に読書会を加えることを決定。2018年の第一回目だった今日は、「どの本を読むか?」を決めました。

あらかじめ何冊かピックアップしていた本を、今日の参加者に中身を見てもらい、選書作業。いかにもなP.F.ドラッカーの本、各種ビジネス書、古典から「論語」「老子」など、一見バラバラだけれど「(短期的・長期的の違いはあるにしても)経営者としての気づきや体力強化につながる」と思える本を用意してみました。

結果、第一冊目に決定したのは

『経営者に贈る5つの質問』P.F.ドラッカー著、上田惇生訳(ダイヤモンド社)

さてどのような読書会になるか、とっても楽しみです。

 

初春のお茶菓子。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

初春のお茶菓子。

ご紹介が少し遅れてしまいましたが、美しいお干菓子届いています。

眼福(がんぷく)であり、口福(こうふく)。

おいしい和菓子屋さんに出会うことができるのはとても幸せなことで、佐賀に居たときは、おいしい羊羹を求めて、週末ごとに小城中の羊羹やさんを食べ歩きました(笑)おかげで、わたしのなかに小城羊羹のマイベスト!が決定しています。こういうささやかなぜいたくが、なんとも幸せなのです(^^)

2月には、久しぶりに花祭窯での呈茶を予定しています。
詳細が決定したら、ご案内いたします。

 

何度目かの中国語学習。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

何度目かの中国語学習。

台湾訪問から1週間以上が経ち、やっぱり少しは中国語を習おうと再び(あるいは三たび?)思い立ち(笑)。単純ですが、こういうことが一番のきっかけでありモチベーションになりますね。

わたしにとって最初の中国語学習は大学での第二外国語。教養学部の1年間だけのことでしたから、いわば「出会いの機会」くらいのものでした。このときに繰り返し練習させられた「発生・発音」の練習がとても楽しかったので、中国語の学習には楽しいイメージが残っています。

2年前に台湾のギャラリーさんからお問い合わせが入ったのをきっかけに、仕事で中国語が必要になることがあるかもしれないなぁと漠然と考え出し、スカイプを使った中国語学習を試したのが1年前ごろ。ビジネス会話というよりは、お店などでのやり取りを想定した日常会話に近いものでした。このときも、スカイプの向こうから指導してくれる中国の女子大学生がとっても熱心でかわいくて、楽しい学習でした。

そして今回は、明確に「中国語でお礼状を書きたい」という動機から、また中国語の学習をスタートしようかと思っています。まずはさっそくテキストの調達から。英語もそうですが、実際に会話をしたい相手の顔が見えていて、コミュニケーションをとるための学習なので、今度は継続学習につながるはずです(^^)

 

お正月に生けたお花が長持ちしているので。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

お正月に生けたお花が長持ちしているので。

生け替えながら楽しんでいます。キク科の花はとくに強くて長く咲いてくれますね。とてもありがたいです。気持ちに余裕が無いと、花を生けるのは難しいなぁ、と思っていた時期もありましたが、転じて、花を生けることによって気持ちに余裕をつくることができると感じています。

お正月用に近所の「お魚センター」で生花を一束買ってきたのでした。「お魚センター」だけれど、野菜もあれば、お花もあります。福津はお花農家さんがいらっしゃるので、いつもなにかしら花があります。人気なので、朝一番に行かないと売り切れてしまうこともしばしば。

買ってきたときにはつぼみの多かった花束が

花祭窯 白磁手つき花器 藤吉憲典

ここ数日の暖かさも手伝って、満開(^^)

花祭窯

花器を変えて生け替えれば、また新しい美しさです。

 

吉例初釜茶会。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

吉例初釜茶会。

新年最初のお茶会は、円覚寺ご住職のお点前を間近に拝見することのできる初釜茶会。着物姿の皆さんが集い華やいだ雰囲気のなかにも気の引き締まる一日です。

わたしはといえば、まずは「着物を着る」ことがお茶会の日の最初の難題。少しづつ慣れてきているとはいえ、相変わらず上手くいかないことが多くドキドキします。南方流のありがたいところは、先生方諸先輩方が惜しみなくアドバイスしてくださるところ。茶道の作法においてはもちろん、着付けについても同様に、気づいたところを教えてくださり、直してくださいます。おかげさまで、おかしなところはお寺についてから直していただこうと、すっかり甘えてしまっています。

今年は60名程の入門者が参加とあって、お茶席が6席。自分の番でないときは、お食事の準備で台所やお運びのお手伝いに回ります。このお手伝いがまた、学びの機会。運び方、歩き方、お膳の出し方、下げ方…。心配りのありようを形から学ぶ場です。

いつもこのお手伝いの時になにかしら失敗をしてしまうのですが(あわてて椀をひっくり返したり、しゃもじを落としたり^^;)今年は大きな失敗もなく無事終了。毎年の初めにこのような場に参加できることが、ありがたく幸せです。

 

初・台湾訪問!故宮博物院。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

初・台湾訪問!

昨年夏に台湾からの視察でいただいたご縁。今回はわたしたちが台湾へ行って参りました。ダンナ、藤吉憲典は今回が2回目の台湾です。

台湾からのお客さま。

今回の旅の最大の楽しみは故宮でした。故宮博物院の嬉しいところは、朝8時半からオープンしているところ。午前中はツアー客が少ないため、比較的すいているという情報を得て、ホテルでの朝食を済ませたらさっそく出発しました。

18歳未満の子どもは観覧無料というのも、素晴らしいですね。当日中の再入館も可能で、一度外に出る際は、手の甲にゴム印を押してもらうだけです。息子がつかれたので今回は再入場しませんでしたが、もし一人で行っていたら、ぜったいにこのサービスを利用すると思います。フラッシュ撮影禁止すなわち撮影OKというのも、国際的な流れに沿っていると感じました。子どもから大人まで楽しめる体験型の展示室の充実ぶりにも驚きました。

展示物の素晴らしさに、終始笑顔での観覧でした。午前中の数時間で観ることができたのは、全体の量からすればほんのちょっぴり。それでも大満足、何度もくりかえし訪問するべき場所であることを確信して帰ってまいりました。

夜は財団法人翡翠青磁文化芸術基金会の理事長・李壮源さんと、台日企業経営協会の李富山さんとの晩餐交流。台湾でのもう一つの愉しみといえば、やっぱりお食事。おいしい上海料理をお腹いっぱいいただいて、おしゃべりをたくさんした晩餐会でした。

台北訪問の様子は藤吉憲典のフェイスブックページでも少しご紹介しています(^^)

 

恒例!書き初め@花祭窯。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

恒例!書き初め@花祭窯。

正月の2日ですから、なにかとお忙しい方も多いとは思いつつ、例年通り1月2日に開催。朝10時ごろから夕方まで、今年も老若男女30名近くもの方がご参加くださいました。ありがとうございました。

「何と書くか」からはじまり「どう書くか」。それが決まったら、筆を持ち、紙に向かうのみです。花祭窯での書き初めのコツは、最初から清書のつもりで書くこと。集中力を長時間維持するのは至難の業なので、練習のための練習はしないのです。

とはいえ、1枚目で完成する人は皆無。「うまく書けるまで」というよりは「自分が納得するまで」何枚も書くことになりますが、書き上げるまでの道のりにもそれぞれに個性が表れるのが、とっても面白い時間でもあります。

書きはじめるまでの順番待ちもあり、また集中力が切れたときには一服の息抜きも必要なので、お抹茶とお菓子をお出しし、わたしにはお茶の「点て初め」の日にもなりました。

ご参加の皆さま、ありがとうございました。