JETROの「中小企業海外ビジネス人材育成塾」

JETROの「中小企業海外ビジネス人材育成塾」がはじまりました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

JETROの「中小企業海外ビジネス人材育成塾」がはじまりました。

中小企業の海外展開をサポートするジェトロが開催する人材養成塾のご案内をいただきました。2022年11月からスタートし、週1日のペースでオンラインでの基礎講座を5日受講し、その後2023年3月にかけて、事業計画の個別添削や海外現地専門家によるアドバイス、仕上げ研修にフォローアップ研修という、親切なプログラムです。輸出に関わる実務が基礎から学べるとあり、なんとなく我流でここまで来てしまった感のある身としては、あらためて勉強し直すありがたい機会。さっそく申し込みをいたしました。

のべ5日間の基礎講座は朝10時~17時まで。昨日がその初日でした。オンラインとはいえ、カメラはつなぎっぱなしですので、久しぶりに学校にでも行っているような気分になりました。参加者は全国から約20名。「中小企業」の括りであるとはいえ、規模も業種もさまざまです。共通するのは広い意味で「デザイン」分野における海外ビジネスであることと、本気で海外展開に取り組んでいること。

初日は終日座学でしたが、2回目からはグループワークや発表の機会も増えそうです。一人で仕事をするのに慣れてしまっているわたくしとしては、すっかり気が緩んでいるところに喝を入れられるような感じ。カメラ越しに顔ぶれを拝見したところ、受講者の属性もさまざまのようですので、しっかり皆さんのお話を聞いて、視野を広げることが出来ればと思っています。

本講座の一方では、「英文ビジネスe-メール編」と「輸出商談編」の2コースの「貿易実務オンライン講座」を受講することが出来ます。こちらは自習で、期限までにオンライン講座を受講し、確認テストまで行って修了しないと、受講料を請求されるというもの。逆にすべてのコースを修了すれば、無料で学ぶ機会を提供していただけるのですから、なんともありがたい仕組みです。

来週開催の2回目に向けては、宿題が出ました。きちんと取り組んで、この機会を来年の事業成果につなげたいと思います。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。