こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
JETRO「国内輸出商社商談会 in 久留米」に参加して参りました。
今年は花祭窯として新しい分野でのチャレンジをひとつ前進させたいという思いもあって、これまでの方法や考え方にとらわれないよう、いろんなところに顔を出そうと考えています。そんなときに強い味方になるのが、JETROさん、中小機構さん、商工会さん、福岡県の新事業支援課などが発行しているメールマガジン。定期的に新着情報が流れてくるので、ざっと読みつつ、アンテナに引っかかったら詳細調べる、というパターンです。
これまでのわたしたちの海外展開は、「現地ギャラリーに直接アプローチ」という、自力の力技とでもいうべき方法でした。この方法は、海外だけでなく国内でも独立当初から貫いてきたやり方です。商人さんや商社を通さずに、実際にお客様に対応するギャラリーのオーナーさんに直接お会いする、という方法。それはわたしたちにとっては揺るがない「正解」ですが、作品の性質=商材に合わせて別のやり方を模索することも必要です。
さて商談会の会場は、久留米市の中心市街地・六ツ門にある久留米シティプラザ。とても良い立地です。この場所が「久留米シティプラザ」になってから初めての訪問でしたが、最近は演劇やコンサートをはじめ各種文化イベントの開催場所として、よく名前が出てきます。会議室やホールを備えた複合施設です。
事前にマッチングをしたうえでの、時間の決まった面談でしたので、無駄が無くスムーズで快適でした。こちら(セラー)側からの希望と先方(バイヤー)側からの希望とで面談を設定していて、1件目はこちらからも希望を出していたところで、2件目は先方からのご希望をいただいたところでした。時間はそれぞれ40分。この時間が絶妙にちょうど良くて、これはジェトロさんがこれまでに開催してきたなかで獲得した最適時間なのだろうな、と、妙なところに感じ入りました。
当初、こちらから希望を出していなかったところとは、あっけなく話す内容が無くなってしまうのではないかと懸念していたのですが、蓋を開けてみれば全くそんなことは無く。先入観で決めつけてはいけませんね。ウェブサイト等で事前にある程度情報を集めて臨んだとはいっても、実際に対面でおしゃべりをするなかで出てくる情報は、お互いに「なるほどそんな視点、考え方もあるのね」という発見の連続でした。そして、会って話すからこそわかる、担当者さんの熱意。これは面談させていただいた二社ともにあてはまったことでしたので、「会って話す」は大事だなぁと、つくづく思いました。
ラッキーなことにお昼前にすべての商談が終わりましたので、久留米といえば、のお目当ての「肉の中津留レストラン」でゆっくりカツカレーを食べ、これまた久留米といえば石橋製菓さんで甘納豆を買って、帰路につきました。ほんとうは、久留米といえば和菓子処とらやさんでお菓子を買いたかったのですが、残念ながら火曜日は定休日。こちらはまたの機会に託します^^
ジェトロさん、面談に対応してくださった二社のご担当者さんに感謝。ありがとうございました。