Meet Me at Art スクールプログラム

Meet Me at Artのアートエデュケーション(美術教育)スクールプログラム。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

Meet Me at Artのアートエデュケーション(美術教育)スクールプログラム。

Meet Me at Artのアートエデュケーションに「見る・知る・触る、やきもの(陶磁器)」プログラムをリリースします。と書いたのは、昨日のことでした。

さっそく、小中学校・小中学生向けには他にどんな美術教育プログラムがあるの?というお問合せをいただきましたので、この機会にご紹介。


「美術探検!スクールプログラム」

はじめに、小中学校で取り組まれている「絵を描く」「版画を彫る」などの作品を作る活動は、「美術」というよりは「図工=図画工作」です。美術館などで行われる、何かを作るワークショップも、図工であることが多いです。でも、美術教育=制作とは限りません。

Meet Me at Artのアートエデュケーションは、「見る」「分析する」「解釈する」「言葉にする」ワークショップを通して、視野を広げ感性を磨き、想像力・創造力・表現力を育むことを目的とします。トレーニングの成果物は、目に見えるモノとは限りません。「得意」も「苦手」もなく、十人十色の正解があります。

スクールプログラムには、受講者に応じて次のようなパターンがあります。

  • 授業の一環や校外活動としての生徒用プログラム
  • 指導する側である先生用プログラム
  • PTAのレクレーション用プログラム

ワークショップの種類は、次の4つが柱となります。

  • 鑑賞:対話型鑑賞法(ビジュアルシンキング)
  • 表現:なりきりアクティビティ
  • 表現:Do! コラージュ
  • 鑑賞:見る・知る・触る、やきもの(陶磁器)

それぞれ参加する方々の目的や人数、所要時間などに合わせて、その都度プログラムを立ています。目的により、他の教科、例えば社会科とのつながりや、国語とのつながりを組み込んだプログラム作成も可能です。

スクールプログラムのパンフレットも、あらたにリリースした「見る・知る・触る、やきもの(陶磁器)」を加えた最新版を現在作っています。ご希望の方はお知らせいただきましたら、パンフレット完成次第ご案内差し上げます!

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々)担当として作家活動をサポートし、現在に至ります。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)として、「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、フリーでの活動をスタートしました。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。