子育てのできる町

おはようございます!ふじゆりです。

昨日は、4月に津屋崎千軒で開催の
「よっちゃん祭」に向けて、お掃除第一弾。
豊村酒造さんの酒蔵のお掃除をお手伝いして来ました。
親子連れOKなのが、参加しやすさであり嬉しいところです。

豊村酒造の酒蔵掃除。
4月のお祭に向けて、大人も子どもも地域のお掃除。

写真は、酒樽を水洗いする作業でびしょぬれになった子どもたちを
これはもう、着替えさせるしかないでしょう!の風景。
どこの子だろうと、みんな一緒です。

つい先日、ダンナと笑いながら話をしていました。
「もう少し早くここ(津屋崎)に来ていたら、迷わずもっと子どもを産んでいたよね。」

最近特に感じます。
子どもを産み、育てることを、気負わず自然にとらえることができるかどうか、
たいせつなのは「漠然とした安心感」なのではないかと。

もちろん、その安心感の元を探っていけば
たとえば経済的なこととか、まわりの大人からサポートを得られるかなど
いろんな具体的なことばとなって現れるのでしょうけれど。

そんなことを考える余裕ができるまでに
すくすく育ってくれている息子に感謝。
そして、受け入れてくれる地域に感謝なのです。

土間、内と外のあいだ。

おはようございます!ふじゆりです。

花祭窯は、土間から和室への上がり口にかけてを
ギャラリースペースにして、展示をしています。

花祭窯ギャラリー
花祭窯、玄関土間からの眺め。

土間はとっても便利。
家の外でもなく、中でもなく。
この中間的なスペースが
外を通る方との程好い距離感をつくってくれます。

外を通る方が、なかの様子を伺うことのできるスペース。
必要に応じて声をかけてくださるスペース。

昨日の朝、玄関前の小路を掃除していると
いつも朝うちの前を通る素敵なご婦人が
「ちょっとうちにいらっしゃいませんか、すぐ近くなのよ」と声をかけてくださいました。

毎朝の挨拶のなかで、ご近所の方とは思いつつ
失礼ながらどちらのお宅の方かわからずにおりました。
それを察してか「わたしのこと、知らないでしょ」とニッコリ。

ついて伺えば、路地をふたつ東に上った、すぐのところにある
古民家の奥さま。

古いものをそのまま残しておられるというお宅で
古民家のしつらえや、古いお道具を、いろいろと見せてくださいました。

そして、おっしゃられるには
「いつも、お宅の前を通りながら、なかの展示とかを拝見していて
うちの古いものを一度見せてあげたいな、と思っていたの」と。

ほんとうにありがたいことです。

津屋崎浜の古伊万里

こんにちは!ふじゆりです。

本日は風が強いです。
海沿いなので、風の強い日が多いです。
のれんもほら、この通り。
でも、風にバタバタと揺れているのれんがお客さまへの目印になっていることも。

花祭窯(はなまつりがま)エンジ色ののれんが目印です。
海風に花祭窯のれんがバタバタ。これが目印。

そして、海風が運んでくるもののお楽しみのひとつにこんなものも。

古伊万里の陶片
津屋崎浜に眠る古伊万里の陶片(カケラ)。

津屋崎で古伊万里に会えるとは
まったく思ってもみなかったことなのですが
歴史や地理を紐解いてみると、なるほどなっとく。

江戸時代、有田焼を積んで伊万里港を出発した船が
海上交易で栄えたこの地にやってきていたり
あるいは玄界灘で座礁したりもしてもいるのですね。

先人の遺してくれた仕事に励まされ、この地でのご縁に感謝する日々です。