山梨ワイン会×宗像食材の会in FRANCEYA

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

山梨ワイン会×宗像食材の会 in FRANCEYA

山梨市からワイン醸造家を迎えて開催する、山のまち山梨と海のまち宗像のコラボレーション企画。今回で3回目。この手の地域交流は、行政主導で行われることが多いのですが、これは行政がまったく入らない、有志による自主的な運営です。関わっている方々の本気度が半端じゃありません。

おいしいお食事とワインをいただきながら、醸造家の方々にお話を直接聞くことができるという、スペシャルな場。宗像食材については、シェフからの食材・料理の説明だけでなく、漁師さんの挨拶もありと、見て・聞いて・味わって大満足な会でした。

仕掛け人ともいえるお二人、宗像市・山梨市両市の市役所職員さんは、まったくのボランティア・手弁当でこの企画を手掛け、両市の生産者さんを巻き込んで、大きなうねりを作り出そうとしています。そして、主催者の一人として毎回会場とお料理を提供しているFRANCEYAさん。飲み物と料理のレベルの高さが、この会の屋台骨となっています。

この企画を支えている方々の地元愛と志、そしておいしさに脱帽の3時間でした。

来年も楽しみです(^^)

 

お雛さまの手元が気になる季節。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

お雛さまの手元が気になる季節。

フェイスブックを見ていたら、「お雛さまを出したよ」とアップしているお友だちがちらほら増えてきました。豆まきが終わったので、次はお雛さまですね(^^)

というわけで、我が家のお雛さまを出してみました。藤吉憲典のつくった雛香合。もともと我が家用に作る意図はなかったのですが、お雛さまの手に「扇」を持たせるのを忘れてしまったため、このお内裏様とお雛さまは、藤吉家にずっと滞在してくれることになったのでした。お内裏さまはちゃんと笏(しゃく)を持っているのですが‥(笑)

お客さまが「お雛さまが檜扇(ひおうぎ)を持っていないよ!」とご指摘くださるまでは、わたしも、つくったダンナも気づかなかったという失敗話。お客さまのもとに嫁ぐ前でよかったです。気づいてからは、お雛さまの手元がなんとも手持無沙汰に見えて仕方無いのですが、そのおかげでずっと家にいてくれるので、これもご愛敬ということで(^^)

 

ホルスティー社のマニフェスト。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

ホルスティー社のマニフェスト。

前回の朝勉強会『経営者に贈る5つの質問』P.F.ドラッカー著、上田惇生訳(ダイヤモンド社)の読書で最も盛り上がったのが、「ホルスティー社のマニフェスト」を読み上げたときでした。

ミッションは何か?@朝勉強会

わたしは『経営者に贈る5つの質問』で初めてこの存在を知ったのでしたが、実はとても有名なのだそうで、一緒にいた5名のうち2名は「これまでにもどこかで目にしたことがあった」と。それも「オシャレ系でちょっとカッコイイ系の意識持っている人が、部屋に飾っていたりする」というのを聞いて、なるほど!納得。

「ホルスティー社のマニフェスト」で画像検索すると出てきますので、気になる方はチェックしてみてくださいね(^^)

いわく、


これはあなたの人生だ。心底好きなことをしよう。おおいにやろう。好きでないことは変えよう。今の仕事が好きでなければ、やめてしまおう。時間が無ければテレビを消そう。生涯かけて愛する人を探しているなら、それもちょっと待って。あなたが心底好きなことを始めたときに現れるから。考えすぎもやめよう。人生はシンプルだ。心の動きは美しい。食べるときには、ひと口ひと口味わい尽くそう。新しいことや人々との出会いに、身も心も開いていこう。わたしたちは違うからこそ結びつく。まわりの人に、何に情熱を傾けているかを尋ねよう。夢を語ろう。旅をしよう。道に迷うことで見つかる自分もある。一度しかない機会をしっかりつかまえよう。人生とは、あなたが出会う人々であり、ともに何を創るかだ。外に出て、始めよう。人生は短い。夢を実現しよう。情熱を分ちあおう。

(『経営者に贈る5つの質問 第2版』より、ホルスティー社マニフェスト日本語訳)


ホルスティー社は「ニューヨークのブルックリンに工房を構えるエコ志向の雑貨通販、デザイン・ベンチャー企業」だそうで、その画を見れば、大きくうなずくところです。

このホルスティー社のマニフェストが載っているのは、『経営者に贈る5つの質問』2017年発行の第2版。同社の共同創業者マイケル・ラドパーヴァが寄稿しているコラムで経緯を知ることができます(^^)

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「酒粕で甘酒」シーズン到来。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

「酒粕で甘酒」シーズン到来。

津屋崎千軒には豊村酒造があります。花祭窯から徒歩1~2分のご近所さん。毎年この季節になると楽しみなのが、酒粕の売り出し。そういえばこのブログで同様の記事をあげていたのはいつだったかしらとチェックしたところ、昨年は1月21でした。

1月に入り豊村酒造の若おかみに「酒粕もうすぐ?」と聞いたら「今年は少し遅くて、月末頃になりそう」というお返事。楽しみにしていたところ、先日通りがかりに店先に「酒粕あります」の文字が躍っているのを発見。嬉々として手に入れてまいりました。近所を散歩のついでに酒粕が手に入る、なんてありがたい環境でしょう。

立春からこちら、福岡でも最高気温が1~3度と寒い日が続いているので、こんな日は甘酒です。酒粕を多めに、でも酔っぱらわないように長めに火にかけてアルコールを飛ばし、てんさい糖で甘みを足して出来上がり。藤吉憲典作のたっぷりめのマグカップでいただきます。

甘酒飲みながらパソコンに向かう、幸せなひとときです。

 

ミッションは何か?@朝勉強会

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

ミッションは何か?@朝勉強会

2月の朝勉強会は、『経営者に贈る5つの質問』P.F.ドラッカー著、上田惇生訳(ダイヤモンド社)読書会の第1回目。最初の質問は「われわれのミッションは何か?」でした。

「質問1」までの内容を抜粋しながら読み上げたのち、それぞれの事業のミッション・ステートメントが、ドラッカーの言う「Tシャツにプリントできるもの」になるよう、アウトプット。「明確に、簡潔に」という意味で「Tシャツにプリントできるか」というのは、判断基準としてすごくわかりやすいなぁ、と妙なところに感心しつつ。それぞれの事業のミッションが出そろいました。

それぞれが各自の事業のミッションを考えるのですが、皆で一緒にやることによって、ほかの人がどんなアプローチでそのミッションを考えたのかを知ることができ、考え方の視野が広がりました。

次回の質問は「われわれの顧客は誰か?」。楽しみです(^^)

波折神社の豆まき。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

波折神社の豆まき。

2月3日は節分の豆まき。結婚をしたときから、藤吉家では「豆まき」は大切な年中行事のひとつ。ここ津屋崎に越してきてからは、地元の神社、波折さんでの豆まきに参加するのも楽しみのひとつです。

曜日に関わらず毎年2月3日に開催される波折さんの豆まきは、午前11時から年男・年女の祓いの神事が行われた後、境内に集まった人たちに向かって、豆まき。豆まきがはじまると、老いも若きも大騒ぎ。例年、近所の保育園や幼稚園、小学校からも、子どもたちがこの行事に参加します。今年は土曜日だったので、小学校からの参加がありませんでしたが(^^;)

写真のように豆の入った小さな袋が飛んでくるのですが、ときどきその袋に「当たり」がついていて、干支のついた破魔矢や土鈴や日本酒などをいただくことがあります。たくさん豆の袋をとっても「当たり」がなかったり、ひとつしか取れなかったけれど「当たり」だったり。

ともあれ、毎年この日には近所の人たちが豆まきを目指して波折神社に集まる。とっても嬉しい行事のひとつです。

 

 

あなたがご存知の素敵な場所を教えてください!

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

あなたがご存知の素敵な場所を教えてください!

器・アートの企画展示ができそうな場所で、あなたのお気に入りの場所を教えていただけませんか?自薦他薦問いません。

「もっと自由な企画展」をスタート。

2018年から、ギャラリーさんが主催してくださる個展と並列して、新しい展開をしていこうと思っています。

ひとつには、創業から20年を過ぎ、Ceramic Artist藤吉憲典の表現の幅が広がり続けているため、器とかアートとか、枠にとらわれずに展示してご覧いただく機会をつくりたいな、と。

そしてもうひとつには、今まで個展の開催場所が比較的限られていたため、これまでまったく個展をしたことのない地域、機会の少なかった地域にもお伺いして、お客さまにお会いしたいね、という気持ち。

これまでにも熊本のビストロ&バーSUNNYさんで毎年機会をいただいている周年展「藤吉憲典 蕎麦猪口と小皿豆皿展」や、藤吉の器を使ってくださっている料理屋さんでの企画展お客さまが所有するゲストハウスでの個展など、ギャラリー以外の場所で企画展をしてきています。それを広げていこうという試みです。

これまで思いつかなかったような場所でも、展示を楽しんでいただけるかもしれないと、いろいろな可能性を考えています。まずは年に1回からでも。

あなたのご近所の「こんな場所があるよ!」をぜひ教えてください。

熊本SUNNYで蕎麦猪口と小皿豆皿展。

 

 

 

2018味噌仕込み。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

2018味噌仕込み。

ほぼ毎日、料理に味噌を使う我が家。家で仕込むのが一番!とは頭ではわかっていながら、ここ10年以上、つくることができていませんでした。

久しぶりに家族総出でガッツリ味噌づくり。大豆はお隣の宗像で農業をなさっているお友達から手配してもらい、麹はこれまたお隣の宗像にあるマルヨシ醤油さんから麦麹を調達。ほぼ地産地消が実現できて、大満足(^^)

もともと九州は麦味噌文化です。わたしは生まれが関東で、子どものころは米麹の味噌に慣れていたので、九州に引越してすぐは、若い麦味噌独特の麹臭さと甘さが苦手でした。ところが同じ麦味噌でも、1年物~2年物と熟成が進んだものだと、それが気にならず、とってもおいしいことが判明。当時、味噌をつくっていた祖母の家に行っては、新しいのを持たせてくれようとする祖母に、あえて「古い味噌」を希望していただいていたのを思い出します。

今ではすっかり九州人。麦味噌、大好きです。今回は、大豆5キロに麦麹6キロで、出来上がりは10リットルの樽に3つ。3カ月置いたら食べれるよと言われる方もありますが、夏を越すのを待って開けようと考えています。

楽しみです(^^)

2018朝勉強会スタート。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

2018朝勉強会スタート。

気がつけば7年目に入る、花祭窯での朝勉強会。気張ったり気負ったりすることなく、ざっくばらんな雰囲気で続いているのがいいのかもしれません。ともあれ、毎月1回、朝から花祭窯に足を運んでくださるメンバーがいることに感謝です。

主催者(わたし)の独断で、今年から少し趣向を変えようと、近況報告の「最近どう?」に読書会を加えることを決定。2018年の第一回目だった今日は、「どの本を読むか?」を決めました。

あらかじめ何冊かピックアップしていた本を、今日の参加者に中身を見てもらい、選書作業。いかにもなP.F.ドラッカーの本、各種ビジネス書、古典から「論語」「老子」など、一見バラバラだけれど「(短期的・長期的の違いはあるにしても)経営者としての気づきや体力強化につながる」と思える本を用意してみました。

結果、第一冊目に決定したのは

『経営者に贈る5つの質問』P.F.ドラッカー著、上田惇生訳(ダイヤモンド社)

さてどのような読書会になるか、とっても楽しみです。

 

立ち位置のちがう人に会いに行く。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

立ち位置のちがう人に会いに行く。

写真は「立像」というだけで、内容とはあまり関係ありませんが(笑)

花祭窯の産業分類は窯業(ようぎょう)であり、事業主である藤吉憲典は陶芸家・アーティストという枠組みであり、わたしの主な仕事はそのマネジメントということになり…そもそも「同じような立場の人」はあまり周りにいないのですが、それでも意図して「自分のいる場所とちょっと違う」人に会いに行くと、狭くなりがちな視野が一気に広がるなぁ、と思うこと多々。

今日は年商数百億をあげる実業家の女性とお話をする機会を得ました。会社経営者である知人友人はたくさんいますが、久しぶりに「実業家!」という雰囲気の方とお会いしました。会社員時代(20数年前…)法人営業をしていたころの感触を思い出しました。

話をしていて、花祭窯の事業の在り方・経営の観点が、一般的な「会社経営」という視点からはずいぶん離れていることを、あらためて認識しました。「起業・経営するからには、しっかり収益をあげること、雇用を生みだすことが求められる」その社会的な使命感をしっかりと果たしている自信と、そして責任感ゆえちょっぴり経営者の孤独を感じさせる語り口が、とても魅力的な方でした。

気さくでありながら無駄な会話はなく、ズバズバと思ったことをおっしゃる方で、とても面白かったです。お話したのはほんの30分程度でしたが、おかげさまで、ひとつ新しいことをスタートさせるめどがつきました。