観る技術。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

観る技術。

先日、息子が所属するサッカーチームで、J2チーム・アビスパ福岡の試合を観戦しに行きました。観戦に先立ち、チームのコーチから子どもたちに「試合の見方」の話をしたいということで講義があり、一緒に聞いてきました。

「サッカーを観る技術」と書かれたプリントが配られ、そこには5つのポイントが書かれていました。そのポイントに沿ってコーチの説明を聞いていると、なるほど、ど素人のわたしでも「ちょっと先のプレー展開」がなんとなく読めるような気がしてきました。

実際に試合観戦が始まると、講義を聴いていた時にイメージしたようには先読みできなかったものの、あきらかに今までとはゲームの「観方」が変わっている自分を発見。付け焼刃でいくつかのポイントを頭に入れておいただけで、観方がこんなにも変わるものなのだと、面白い体験をしました。

現在、アートを通して「みる(見る・観る)」の訓練をする研修をつくっています。思わぬところで目の前に現れた「観る技術」という言葉に、なるほどアートだけでなくスポーツも「観る」の訓練にもってこいの場になるなぁと、思わずにんまりした日曜日でした。

みんなで応援したアビスパ福岡は、残念ながら負けちゃいましたが…。