こんにちは。花祭窯おかみ・アートエデュケーターふじゆりです。
『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 山口周講演会 in 福岡市美術館 ART FAIR ASIA 2019 プレイベント』に行ってきました。
タイトルが長いですね(笑)
2017年に読んだ『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」で、考え方が近いと勝手に親近感を覚えていました。その山口周氏の講演が福岡であると聞いて、これは必ず行かねば!!と。
期待以上の面白さでした。福岡に呼んでくださった、アートフェアアジア福岡2019実行委員の皆さんに心より感謝申し上げます。ほんとうにありがとうございました。
以下、備忘。
- 日本は「美」の発展途上国(後進国)である。
- コンマリが評価されるということは、近代が終わったということ。
- 人間が世の中に出す価値はなにか?
- マーケティングルールよりも、感性に根差した提案が勝つ状態。
- 役に立たないけど意味がある。
- 文明(役に立つ) vs 文化(意味がある)
- 個人にとっての「意味」→意味の多様化→いろんな種類の嗜好品が求められる時代。
- 目線を鍛える。
- キャパシティを上げる。
- (論理ではなく)ビジュアルとストーリーで動かす。
- 顧客との関係性における「意味」。
- 個人的な喜怒哀楽に根差したものかどうか。
- 本当に強く思っていれば、はるか遠くからでも見つけてくれる時代。
山口周さん、本を読んだ印象では、もっと厳しい感じの方をイメージしていたのですが、思いのほか柔らかい雰囲気をまとった方でした。きっと、このしなやかさこそが、芯の強さなのですよね。言葉の選び方、話題の運び方、質問者への対し方、どれをとっても知的でクールな物腰で、わたしもこんなふうに話せるようになりたいなぁ、と。